「体の肌がくすんで透明感がない……」と悩んでいませんか? そのようなお悩みには、美白用ボディクリームがおすすめです。くすみや黒ずみ対策に適したボディクリームの選び方を、正しい使い方とあわせてご紹介します。
フェイスケアに比べると、ボディケアはついつい怠りがちになってしまうもの。「気がついたら、体が黒ずんで透明感がない……」なんてことも少なくありません。体の美白ケアにはどのようなボディクリームが適しているのか、効果的な使い方とあわせて探ってみましょう。
美白に効果的なボディクリームの選び方
体のスキンケアには、広範囲に塗りやすいボディクリームがおすすめです。まずは美白ケアに適したボディクリームの選び方からご紹介します。
美白有効成分が配合されているものを選ぶ
体のくすみや黒ずみ対策には、美白有効成分配合のボディクリームがおすすめです。配合成分はビタミンC誘導体、アルブチン、トラネキサム酸、プラセンタエキスなどが代表的です。
保湿効果が高いものを選ぶ
肌の乾燥は、くすみや黒ずみの原因になるってご存じでしたか? 肌の水分量が低下するとターンオーバー(肌の生まれ変わり)が正常に働かなくなり、くすみや黒ずみを引き起こすメラニンが蓄積しやすくなってしまうのです。うるおいを保つためには保湿効果の高いボディクリームが必要ですから、スクワラン、ホホバオイル、シアバターなど、自然由来の油分が含まれたものがおすすめです。
美白ボディクリームの効果的な使い方は?
どんなに優れたボディクリームでも、正しく使えていないと効果が半減してしまいます。使うべきタイミングや正しい塗り方を見ていきましょう。
お風呂上がりに使用する
お風呂上がりの肌は柔らかく、ボディクリームが塗りやすい状態です。入浴後の乾燥を防ぐためにも、美白&保湿効果のあるボディクリームを塗って、明るく透明感のある素肌を目指しましょう。
化粧水を併用する
ボディクリームを塗る前に化粧水をつけておくと、水分と油分のバランスが整ったみずみずしい肌になります。また、水分があるとボディクリームの伸びもアップします。お風呂上がりの肌に化粧水をなじませたら、まだ水分が肌表面に残っている状態でボディクリームを塗りましょう。
手のひらでやさしく伸ばす
ボディクリームが冷えて固くなっていると、肌へのなじみが悪くなります。まずは手のひらに伸ばして軽く温めてから、体に少しずつ均一に塗ると効果的です。
気になる部分には重ね付けをする
乾燥や黒ずみが気になる部分には、ボディクリームを重ね付けしましょう。人によってトラブルが生じやすい部分は異なりますが、乾燥しやすい二の腕やすね、角質が硬くなりがちなひじやひざは、とくに入念に塗ることをおすすめします。
もっと美白に! おすすめのボディケアは?
明るくクリアな肌に整えたいなら、ボディクリーム以外のケアも併用したいもの。日常生活の中で黒ずみを引き起こす注意ポイントも確認しておきましょう。
紫外線対策を徹底する
ボディクリームでのケアを続けていても、紫外線を浴びていてはメラニンが増えてしまいます。日焼けを防ぐために、毎日の紫外線対策を徹底しましょう。サンダルを履くことの多い夏場は、足先まで日焼け止めを塗るようにしたいですね。
また、UVカット効果のある日傘や衣類も併用すると安心です。首にはストール、手や腕には長手袋などを使って、うっかり日焼けを防ぎましょう。
肌への刺激を減らす
紫外線を浴びていなくても、肌を圧迫したり、こすったりすると、その刺激でメラニンが作られ、黒ずんでしまいます。たとえば摩擦の多い衣類や下着、肌を強く圧迫するような姿勢、肌をゴシゴシとこするようなスキンケアは、できるだけ避けることが大切です。机にひじをつく、床にひざをつくなどの姿勢は、無意識のうちに毎日くり返しがちなので注意しましょう。体の肌も顔と同じように繊細ですから、摩擦や刺激を減らす工夫を心がけたいですね。
定期的に角質ケアをする
古い角質が蓄積すると、肌のターンオーバーが正常に働かず、メラニンが蓄積しやすくなります。「肌がゴワゴワしてきた」と感じたら、ボディ用のスクラブやピーリングなどで古い角質を取り除きましょう。過剰な角質ケアはかえってトラブルの原因になりますから、使用するアイテムの説明書きをよく読み、正しい頻度でおこなうことがポイントです。
うっかり日焼けしてしまった時の対処法は
紫外線対策を心がけていても、「長時間のお出かけで日焼けをしてしまった……」なんてこともありますよね。そんなときは慌てずに、肌の修復力を促すケアをおこないましょう。
日焼けした部分を冷やす
日焼けした肌には、火傷を負ったときと同じように炎症が生じています。炎症をできるだけ早く鎮めるために、まずは肌を冷やしましょう。冷たい水で濡らしたタオル、もしくはタオルで包んだ保冷剤などを使うと効果的です。冷やしても痛みや違和感が続く場合は、皮膚科へ行きましょう。
保湿をする
ほてりが収まったら、肌本来の修復力を促すために保湿をおこないます。日焼け直後の肌はとても敏感なので、この段階ではなるべく刺激の少ないケアをおこなうことが大切です。水分と油分を与えるために化粧水とボディクリームを併用し、こすらずやさしく保湿してくださいね。
肌が落ち着いたら美白ケアを
日焼け後の炎症が収まった翌日からは、肌の透明感を取り戻すために美白有効成分配合のボディクリームを使いましょう。生成されたメラニンが定着しないように、最低でも2ヶ月ほどは使い続けることをおすすめします。もちろん、日焼けをくり返さないように紫外線対策も徹底して続けてくださいね。
