【ブースターオイルとは?】肌へのメリット・デメリットと正しい使い方

「ブースターオイル」の “ 本当の魅力 ” を知っていますか? 「ブースターオイルってそもそも何?」「ブースターオイルって私に必要?」そんな疑問をもとに、ブースターオイルの役割や肌への効果などをご紹介していきます。

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「ブースターオイル」とは?

近年では多くのスキンケアブランドから発売されている「ブースター化粧品」ですが、「ブースター」という言葉が化粧品に使われるようになったのは、実はここ最近のこと。
そもそも「ブースター」とは、元々インフルエンザなどのワクチンでよく使われる言葉で、ワクチンの追加投与などのことを指していました。
英語の「booster(ブースター)」は、「後押し」や「促進」といった、人や物事を手助けすること、その能力や効果をより高めることを意味します。

つまり「ブースターオイル」とは、「スキンケアの効果をさらに高めるオイル」ということ。
化粧水や美容液、乳液などのいつも使っている基礎的なスキンケアの効果を最大限に引き出すための、プラスワンアイテムなのです。

ブースターオイルの役割

そもそもブースターオイルとは、「化粧水の前に使う導入アイテム」のことで、「導入美容液」とも言われています。
オイルタイプだけでなく、美容液や乳液タイプなど様々なタイプがありますが、どのブースター化粧品も「肌に美容成分を直接届ける」のが目的ではなく、「その後に使うスキンケアアイテムの浸透*をサポートする」といった役割を持っています。

化粧水をつけたとき、「肌の上でなかなか馴染まず浸透していかない…」といった経験はありませんか?それは、もともと皮膚に存在している皮脂が、化粧水の水分をはじいてしまっているのが原因のひとつ。水と油が交わらない性質のために起こる現象です。

ブースター化粧品は、その水分と油分を馴染みやすくすることで化粧水の浸透*をサポートします。水分と油分を馴染ませる効果がある「界面活性剤」を配合したものや、皮脂と同じ油分を配合したオイルタイプなどがあり、チャントアチャームでは、オイルタイプの2層式ブースターオイルを採用しています。

*角質層まで

ブースターオイルのメリット・デメリット

≪メリット≫

・肌をやわらかくする
・化粧水の浸透*を高める
・うるおい効果アップ

ブースターオイルは、オイル成分が皮脂と馴染み、肌表面を柔らかくすることで化粧水を馴染みやすくします。

乾いてパサパサになった固まった土に少量の水をあげても全体に水が浸透しないように、肌が乾いて古い角質が積み重なっていると化粧水も浸透しづらくなります。
オイルの効果で肌がふっくらと柔らかくなれば、それだけ化粧水が行き渡りやすくなり、うるおいを保つ効果も高まるというわけです。

*角質層まで

≪デメリット≫

・塗りすぎは化粧水崩れやニキビの原因になる
・オイルの酸化に注意が必要
・ブースターに向かないオイルもある

ブースターオイルの塗りすぎは、単純にオイル過多により、肌に馴染みきらなかったオイルが肌表面に残り、ベタつきや化粧崩れ、ニキビの原因になります。
また、オイルの酸化もニキビや肌荒れの原因に。必ず使用期限を守り、開封後は半年以内を目安に使い切りましょう。

ブースターオイルはオイルであれば何でも良いというわけではありません。
「ワセリン」や「ミネラルオイル(鉱物油)」は、肌をラップのように覆って保護する効果が高いため、ブースターオイルには向かない油性成分です。

ブースターオイルに適したオイルの種類

ブースターオイルには、植物オイルの「油脂」が向いています。
オイルでありながら肌に浸透*する成分で、スーッと肌に馴染んでいくため、化粧水の浸透*もサポートしてくれます。

ここからは、ブースターオイルに特におすすめのオイル成分をピックアップしてご紹介します。

*角質層まで

バオバブオイル(成分名:バオバブ種子油)

「生命の木」と言われるバオバブは、数か月間雨が降らなくても枯れないたくましい植物。
そんなバオバブから抽出したオイルは、水と馴染みやすく、水を抱え込んで離さない性質があるため、まさにブースターオイルにぴったり。
「魔法のオイル」とも呼ばれるほど、バオバブオイルには高い保湿力や美容成分も豊富に含まれています。

マカダミアナッツオイル(成分名:マカデミア種子油/マカデミアナッツ油)

マカダミアナッツオイルは、「消えて見えなくなる油」といわれ、皮膚への浸透力が非常に高く、乾燥した肌にもすばやく浸透*して保湿効果を発揮します。肌荒れを予防したいときにもおすすめのオイルです。
また、「若さの脂肪酸」といわれる「パルミトレイン酸」も豊富に含まれているのが特徴です。

*角質層まで

アボカドオイル(成分名:アボカド油)

角質層への浸透力が高く、肌をふっくら柔らかくする作用に優れているのが特徴です。
主成分はオレイン酸。一価不飽和脂肪酸と言って、酸化しにくい脂肪酸の一種です。他にもパルミチン酸やステアリン酸など、酸化しにくい脂肪酸が多く含まれます。美容に嬉しいビタミンEも豊富です。

ブースターオイルの正しい使い方

ブースターオイルは、洗顔後すぐの、化粧水の前に使用します。

量は多すぎても少なすぎても、せっかくのブースター効果が半減してしまいます。
オイルの種類や肌の乾燥具合によって変わりますが、量は2~3滴が目安。
その日の肌状態で、少なく感じたら少しずつ足していきましょう。

ブースターオイルを2~3滴手に取ったら、一度手のひらにしっかり馴染ませてから、やさしく顔全体に塗り込み、最後にハンドプレスをします。

ブースターオイルが肌にしっとりと馴染んだのを確認してから、通常のスキンケアを行いましょう。

チャントアチャームの「ブースターオイル」の仕組み

チャントアチャームのブースターオイルは、肌表面を柔らかくなめらかにほぐすオイル層と、角質層をみずみずしくうるおいで満たすエッセンス層からなる2層式の美容オイルです。皮脂によく似た組成の植物オイルを使用しているため、ベタつかずサラッと肌に馴染み、植物エキスを含むエッセンス層が次に使う化粧水の浸透*をサポートします。

*角質層まで

「植物性セラミド*1」と「バオバブオイル*2」を配合した、うるおい引き込む*3導入美容液。
ベタつくことなく瞬時に角質のすみずみまで浸透、次に使う化粧水の浸透*3をアップします。
化粧水のあとの美容オイルや、髪やボディの保湿にもお使いいただけます。

*1 コメヌカスフィンゴ糖脂質(保湿/肌荒れ防止)
*2 バオバブ種子油(保湿/柔軟)
*3 角質層まで

ブースターオイルで “ うるおいに満ちた肌 ” を目指そう

肌の状態は季節や環境などによって変化します。その変化に合わせて、自分の肌の状態をよく観察しながらお手入れの方法も変えていくことが大切です。

「化粧水が馴染みにくいな…」
「いつものスキンケアではうるおいが足りない気がする…」
と感じたら、毎日のスキンケアに「ブースターオイル」をプラスしてみてください。

きっと、 “ うるおいに満ちる感覚 ” を味わっていただけるはずです。

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監修者

ネイチャーズウェイ
研究開発本部 機能開発チーム

みずの

食品メーカーの品質管理・開発を経験する中で、オーガニックに魅力を感じネイチャーズウェイに入社。植物の魅力たっぷりの優しいコスメを届けたく、オーガニックコスメの企画・ハーブエキスの機能開発に携わる。現在は国産オーガニックコスメchant a charm(チャントアチャーム)の研究・開発を主に担当中。

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