チャントアチャームとハーブ【アロエ】

こんにちは、チャントアチャームです。
チャントアチャームのこだわり成分として、開発担当者からのハーブのご紹介。今回はおそらくこれまで紹介した中で最も身近で、誰もが知っているハーブ、多肉植物のアロエについてご紹介していきましょう。食品から化粧品まで幅広く活躍しているアロエとはどんなものなのか。改めて触れていければと思います。

実は種類の違う「アロエ」

皆さん、アロエといったら何を想像しますか?やはり一番はヨーグルトでしょうか。もしくは火傷した際に塗り込むといい、なんて聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。

実はこのアロエ、大きく分けると食用・化粧品用が主な目的のアロエと、観賞用が主な目的のアロエに分けられます。代表的な種類としては、食品や化粧品に用いられるものがアロエベラ、観賞用に用いられるのがキダチアロエという種類です。
キダチアロエをはじめとした観賞が主目的のアロエの仲間たちは、実は絶滅危惧種に指定されている植物です。家庭で栽培されたりもしていますが、国際取引ではワシントン条約という決まりで取引が制限されている植物です。
その一方で、アロエの仲間で唯一制限を受けていない、広く流通しているのがアロエベラです。そのため、ヨーグルトとして食べているのも化粧品に配合されているのも、基本的にはアロエベラになります。

「アロエベラ」に含まれる有用成分

広く流通していることから、アロエベラに関してはその成分もよく調べられています。特にアロエ特有の成分としては、葉に含まれる苦み成分であるアロインやアロエエモジン、透明な果肉部分に含まれるとろっとしたムコ多糖類の一種アロエマンナンなどが知られています。その効果として、苦み成分の殺菌作用やアロエマンナンなどの食物繊維により、腸に働きかけて排便を促すなどの整腸作用があるとされています。ヨーグルトによく使われるのもこの効果を期待してかもしれません。

さらに肌への効果については、先述のやけどの際に使うハーブとのイメージに違わず、炎症を抑える効果や痛みを抑える効果があるとされています。また、同じくやけどに近い症状である日焼けにも効果があるとされ、保湿や抗酸化を目的に化粧品に配合されています。アロエは、乾燥した砂漠地帯で強い日差しを浴びて育ちます。そのため、水分をたくわえる力や日焼けに対する抵抗力の高さなどはその生育環境を考えれば持っていて当然の効果といえそうです。

沖縄のサンゴ礁を守る活動にも貢献

さて、そんなアロエベラのエキスですが、チャントアチャームでは沖縄県宮古島産のものを使用しています。なぜかというとアロエベラのエキスを使うことで、環境保護活動の助けになるからです。宮古島の土は「島尻マージ」というサンゴが堆積した土からできており、水はけが非常によく、カルシウムなどのミネラルが豊富なため、良質なアロエベラが作られます。しかしそんな宮古島のサンゴ礁が温暖化などの影響により危機的状況に陥っているため、このままではアロエベラの育つ土壌がなくなってしまいかねません。そこで、売り上げの一部をサンゴ礁の保護活動を行う団体に寄付できる仕組みを利用し、環境を守りつつ、人と自然が共生できるよう取り組んでいます。肌がきれいになるだけじゃなく、地球環境にも優しいアロエベラのエキス。ぜひ覚えておいてください。

今回は、知っているようで知らないアロエのご紹介でした。ではまた次回。

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