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【LABO LETTER Vol.2】乾燥から肌を守る、皮脂と植物オイルの関係とは?

ナチュラグラッセやチャントアチャームなど、数多くのナチュラル・オーガニックコスメをお届けしているネイチャーズウェイ。そんなネイチャーズウェイには、「肌への効果・安全性・環境負荷の軽減」という理念のもとに、原料選びや生産の研究や開発を日々行う、ラボとも呼ばれてる「研究開発チーム」があります。ラボのスタッフより、研究開発の仕事やナチュラル・オーガニックコスメについてお届けする「LABO LETTER(ラボレター)」をお届けいたします。

今回は、「皮脂と植物オイルの関係」について解説します。

肌の大敵、乾燥の要因は?

気温の低い日が続き、乾燥も気になる季節ですね。
肌の乾燥の要因の一つとして、「皮脂の分泌が減ってしまう事」が考えられます。若い頃には洗顔してもすぐに顔がテカテカしてしまい、ニキビに悩んだことがある方も多いのではないかと思いますが、女性の皮脂分泌は20代前半をピークに、40代では4割も減少してしまうと言われています。……どおりで年々乾燥してくるはずです。

皮脂は肌表面で汗と混じり、角質層の水分が蒸発するのを防ぐ天然の保湿クリームとなってヴェールのように覆ってくれる役割を持っています。皮脂分泌が盛んな頃は、テカリやニキビを気にして皮脂を落とすことに必死になってしまうと思いますが、皮脂が出なくなるとそのありがたみが身に染みてくるようになります。表面で守っていた皮脂が少なくなると水分が奪われやすくなり、角質層のキメは乱れていきます。

水分が奪われた肌はどうなる?

乱れた角質層は、紫外線や大気汚染などの刺激を受けやすい状態になり、より深刻な乾燥や炎症を発症しやすくなります。そうなると肌のターンオーバーも乱れてしまい、古い角質が肌表面にいつまでも留まってしまったり、角質層の下の真皮から細胞が未熟なままどんどんと表面に出てきてしまったりします。

実は真皮から角質層に細胞が時間をかけて表面に出てくる際に、肌の水分を守る多くの保湿成分が作られるのですが、未熟な細胞が肌表面に出てくるということは、その細胞自体が十分に育ちきれていないので、形が不ぞろいで剥がれやすいうえに、自身を守る保湿成分をも作ることなく表面に出てきているという事になってしまい、「肌を守る」という役割を担うには大きなマイナスになります。

例えるなら、小学生が半袖短パンで険しい冬山に挑戦するようなものでしょうか。(余計分かりにくかったらすみません。未熟なうえに装備も弱いという意味です…)

厳しい紫外線や空気の乾燥など様々な外部刺激から肌を守れなくなる為、その影響は徐々に真皮に及んで行きます。それが蓄積されていくと、シミやシワ、かゆみや炎症など肌トラブルへとつながって行くのです。

乾燥から肌を守る、皮脂と植物オイルの関係とは?

乾燥から肌を守る皮脂のヒミツ

こうなると、乾燥は初期老化のサインと言えますよね。 では、その肌にとって大事な役割を持つ皮脂がどんなものか具体的に見てみます。

皮脂を形成する成分を大きく分けると、「トリグリセリド(約60%)」、「ワックスエステル(約25%)」、「スクアレン(約12%)」になります。
実はこの皮脂の構成は、植物油を混ぜ合わせる事で再現する事ができるんです!

ネイチャーズウェイでは、ナチュラル・オーガニックコスメのパイオニアとして、いち早く植物油と皮脂との関係に着目してきました。

石油から得られる鉱物油は皮脂に含まれる成分と基本的に構造が異なるのですが、植物オイルは皮脂の約60%を占めているトリグリセリドが豊富に含まれます。

トリグリセリドとは、グリセリンと3つの脂肪酸が結合したオイルです。聞き慣れないカタカナばかりでピンとこないかもしれませんが、トリグリセリドとは、いわゆる「中性脂肪(TG=トリグリセリド)」です。中性脂肪と言われると嫌なものとして認識されがちですが、エネルギー源としてなくてはならないものと言われています。

人の皮脂に多く含まれるトリグリセリド(約60%)にも種類があり、多くを占めるのはグリセリンと3つのオレイン酸が結合したものです。オレイン酸で構成されたトリグリセリドが豊富なものの代表的なオイルとして「オリーブオイル」が挙げられます。ワックスエステルが豊富なのは「ホホバ油」、スクワランが含まれるのは「オリーブ油」や「米ぬか油」などです。

オリーブオイル-乾燥から肌を守る、皮脂と植物オイルの関係とは?

ネイチャーズウェイでは、このように植物油に含まれる成分に着目し、理想的な皮脂組成を再現する研究を行っています。

さらに植物オイルの素晴らしい点は、紫外線や環境変化から身を守るために、植物が作り出すビタミンやポリフェノールを含む点にあります。ネイチャーズウェイでは、これらの原料の長所を引き出し、最大限に活かす処方の組み立てを研究しています。

人は植物や動物を食べる事で栄養を取り入れます。動物も元を正せば、植物を食べています。それを踏まえると、皮脂が植物から得られる油分を掛け合わせて再現できる事は、不思議な事ではないと思います。植物から取れた良質のオイルを使用したネイチャーズウェイのアイテムが、この冬の乾燥を乗り越えるお手伝いができれば幸いです。

開発員紹介

研究開発本部_機能開発チーム_西坂

研究開発本部 機能開発チーム
西坂裕介

ヴェレダのホワイトバーチボディウォッシュの使用感と香りに感動し、自分が受けたその感動以上のものを与えられるような製品を開発したいと思い、ネイチャーズウェイへ入社。処方開発業務を経て、現在は新たな機能や効果をもつ天然由来成分の探索や、製品の効果効能を調べる業務に従事する。

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Nature’s Way(ネイチャーズウェイ)について

日本のオーガニックコスメのパイオニア*であるNature’s Way(ネイチャーズウェイ)が運営する公式通販サイト。
ネイチャーズウェイの製品は日本で作る、日本人の肌にあった自然化粧品、オーガニックコスメを目指して研究開発しています。山梨県北杜市には「有機JAS認証」を取得したオーガニック原料のハーブを育てる自社農場も保有しています。またオーガニックコスメとして歴史のある海外ブランド「WELEDA(ヴェレダ)」「DR.BRONNER’S(ドクターブロナー)」の正規輸入代理店として日本のお客様へ広くブランドをお届けする活動を実施しています。
わたし達は「自然との融和による美と健康の創造」をモットーに、豊かな自然の恵みと、関係するすべての方への感謝を忘れず、サステナブルな調達、及び生産を行い、自然化粧品の本来の価値を追求し続けます。
*TPCマーケティングリサーチ株式会社調べ ※日本化粧品工業連合会所属企業対象

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