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ニキビ跡にはどんな種類がある?原因と予防について解説

ニキビ跡にはいくつかの種類があり、ケア方法もひとつひとつ異なります。
それぞれどういった特徴があるのか、ニキビ跡を作らないためのスキンケアポイントとあわせてチェックしてみましょう。

そもそもニキビができる原因とは?

まずは、なぜニキビができてしまうのかについて見てみましょう。ニキビは簡単に言うと、毛穴にできる皮膚の病気のことです。人間の毛穴には3種類がありますが、ニキビはその中で「脂腺性毛包」という皮脂が出る毛穴にできる皮膚の慢性的な炎症疾患なのです。ちなみに、この脂腺性毛包は、顔や胸、背中などにたくさん集まっているので、この部位にはニキビができやすいです。

ニキビは思春期や性ホルモンの影響で皮脂腺が発達し、皮脂の分泌が盛んになってしまうと、毛穴がつまり、毛穴の外に皮脂が出られずにたまってしまうことから始まります。この状態を面皰(めんぽう、コメド)と言いますが、この内側はニキビの原因となるアクネ菌が増えやすい状況となっています。どんどん増えたアクネ菌に対抗するために身体は炎症を起こすので、ニキビは赤く腫れあがっていくのです。

ニキビ跡の種類・特徴・ケア方法

クレーター

皮膚にクレーター状の陥没が見られるニキビ跡です。ひどい炎症によって毛穴周辺の組織が破壊されると、コラーゲンが大量に作られてへこみの目立つニキビ跡が形成されます。なお、毛穴のように縦に細長く陥没したクレーターもあります。クレーターによるニキビ跡のケアは、肌の新陳代謝を促すことが大切です。規則正しい生活を送るとともに、タンパク質やビタミン類をしっかり摂って肌のターンオーバーを正常化しましょう。また、ピーリングによって古い角質を取り除くケアもおすすめです。ただし肌に負担をかけないように、刺激の少ないピーリング剤を正しい頻度で使いましょう。

赤み

炎症が続くと毛穴周りに毛細血管が集中し、血液が透けて赤く見えるようになります。この赤みは時間とともに薄くなりますが、血管が損傷していると血液が酸化し、赤紫色のニキビ跡に悪化することがあります。赤みのケアは、刺激を与えないことが最優先です。丁寧なスキンケアと十分な栄養補給・睡眠で、肌や血管の回復力を高めましょう。

色素沈着

茶色いニキビ跡は、ニキビの炎症によって発生したメラニンが原因の色素沈着です。メラノサイトが刺激されることでメラニンが大量に作られ、シミのような跡が残ってしまうのです。色素沈着によるニキビ跡には、美白ケアがおすすめです。ビタミンC誘導体やハイドロキノンの入った化粧品で、焦らずゆっくりケアをおこないましょう。

ニキビ跡を作らないためのスキンケアポイント

ニキビにできるだけ触らない

ニキビ跡を作らないためには、ニキビに刺激を与えないことが何より大切です。なぜなら刺激を与えると血管が損傷したり、メラノサイトがよりいっそう活性化してしまうため。最低限のスキンケアのみ行い、それ以外ではニキビに触らないようにしましょう。

ニキビ予防におすすめの薬用化粧品でケア

「ニキビがあるときは保湿ケアしないほうが良いのでは?」と思われるかもしれませんが、それは間違いです。肌が乾燥すると角質が硬くなるため、さらにニキビの治りが遅くなったり、新たなニキビができてしまうこともあります。優しく洗顔した後は、薬用の化粧品で丁寧に保湿ケアをしてください。

洗顔時に洗いすぎに注意する

汚れをきれいに落とそうと、念入りに長時間ゴシゴシ洗うのは逆効果です。洗顔とすすぎの時間が長すぎると、洗顔料に触れている時間が長くなるため肌に負担をかけることも。また、ゴシゴシ強い力でマッサージしながらの洗顔も控えましょう。必要な皮脂まで落としてしまうので、逆に乾燥を引き起こしてしまいます。
洗顔時の水の温度も大事なポイントです。洗う水の温度は人の体温と同じ程度の水で洗うことを意識してください。熱いお湯で洗ってしまう場合、同じく皮脂まで落としてしまうのでお肌が乾燥してしまうためです。肌が乾燥すると、さらに皮脂が出てしまい、ニキビの悪化につながる可能性があるので気をつけましょう。

紫外線対策を行う

紫外線はニキビの炎症を悪化させてしまうため、UV対策も欠かせません。まず、日焼け止めは夏だけではなく、1年中使用することを心がけましょう。特に、日差しが強い場所や、汗をかいてしまった場合には、こまめに塗り直すことが大切です。また、日焼け止めのSPF(Sun Protection Factor/紫外線B波の防止効果を表す目安の数値)は、少なくとも30以上のものを使用するのがおすすめです。夏はさらにサングラスやストール、日傘なども併用するといいでしょう。

ニキビ跡を隠すメイク方法

ニキビ跡を隠す場合は、顔全体を厚塗りしないで隠したいポイントだけコンシーラーとパウダーを重ねる方法がおすすめです。

【フェイスパウダーの役割とは?】種類別の特徴と塗り方のコツ

①まずは細めのブラシを使いコンシーラーをニキビ跡にのせます。隠したい部分より少し大きめに塗るのがコツです。

②その次に、コンシーラーをのせた部位の輪郭を指やブラシ、スポンジなどで自然になじませてぼかしましょう。全体をぼかしてしまうと、薄くなってしまいカバーできなくなるので、コンシーラーをのせた輪郭だけを地肌と自然につながるような感じでぼかしましょう。

③最後にフェイスパウダーをチップブラシなどを使い、ピンポイントにかさねると完成です。

コンシーラーのカラーは、明るい色よりは、地肌になじむナチュラルなカラーがおすすめです。自分の肌よりやや暗めのコンシーラーを選ぶと自然に仕上がります。また、やや黄色みのかかった色を選ぶと、ニキビ跡の赤みを黄色いカラーが目立たなくしてくれますよ。
コンシーラーのタイプはスティックやチップタイプ、パレットタイプがおすすめです。スティックとチップタイプはカバー力が高く、直塗りできるので密着力も期待できます。のせたい部分に直接のせて、輪郭をぼかすだけなのでメイクの時短も期待できます。このタイプは持ち運びにも便利なので、お出かけ先でのメイク直しの時にも活躍してくれます。
また、パレットタイプのコンシーラーは、指やブラシにとって肌にのせるので、使用量の細かい調整ができるのが最大のポイント。色々なカラーのコンシーラーが、一つのパレットに全部揃っているので、カラーをミックスして自分の肌色にあわせられる点もおすすめポイントです。

おわりに

以上、ニキビ跡の種類やケア方法についてご紹介しました。
今あるニキビ跡を改善するために、そして新たなニキビ跡を作らないために、正しくスキンケアをおこなっていきましょう。

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監修者

ネイチャーズウェイ
研究開発本部 製品開発チーム

おおえ

自然化粧品の考え方に共感し、自分もその一端を担いたいという思いからネイチャーズウェイに入社。入社以来処方開発業務に従事し、スキンケア・メイクアップ・ヘアケア製品と幅広く商品開発を担当している。

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*TPCマーケティングリサーチ株式会社調べ ※日本化粧品工業連合会所属企業対象

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