こんにちは、チャントアチャームです。
チャントアチャームのこだわり成分として、開発担当者からのハーブのご紹介です。今回は生薬としても広く親しまれている「ハトムギ」についてご紹介しましょう。ぜひお付き合いください。
栄養価の高い植物
イネ科の穀物の一種であるハトムギは、インドからインドシナ半島を原産とする植物で、栄養価の高さから穀物というより薬用植物として使われてきたという側面があります。ちなみに名前は、“鳩が好んで食べる麦”からそのままハトムギと名づけられたそうです。
実際にその栄養価は非常に高く、米や小麦と比較しても、含まれているタンパク質や食物繊維、ミネラルなどいずれも高い含有量を示すという報告があります。
その栄養価の高さから、近年の健康志向の高まりもあいまって、身近な例であるハトムギ茶として飲用されるだけでなく、ご飯に混ぜたりお菓子作りに使われたり、といった様々な使い方が広まっています。
生薬としてのヨクイニンの効果
前述したような栄養価の高い植物であるハトムギから、殻と皮を除いた種子の部分のことを生薬ではヨクイニンと呼びます。ヨクイニンは体内の悪いものを取り除く働きが強い生薬として、利尿作用やイボ取りを目的として処方されていました。特にイボ取りの民間薬としては広く普及しています、また含有成分のコイクセノライドには腫瘍抑制効果があるといわれ、研究が進められています。
化粧品としての効能
ハトムギ(ヨクイニン)の特徴として、その栄養価の高さを挙げました。その中でも、肌への効果としてチャントアチャームが着目したのは、タンパク質とミネラルです。
ご存じの方も多いかとは思いますが、タンパク質というのはアミノ酸がたくさん集まってできた成分です。つまり、タンパク質を酵素や化学的に処理して分解してあげるとたくさんのアミノ酸が得られます。人の肌の保湿を助けるためには天然由来のアミノ酸が大切です。このことから、チャントアチャームでは酵素で加水分解したハトムギ種子を使用し、肌に必要なアミノ酸を補うために活用しています。
またミネラルについても同様です。チャントアチャームで使用している北アルプス温泉水(保湿/整肌)はミネラルを含有しており、これもまた肌の保湿には必要不可欠なものです。
この2つの重要な成分を同時に補えることから、ハトムギ(ヨクイニン)はチャントアチャームにとって非常に重要なハーブのひとつとなっています。
いかがでしたでしょうか。今回は、少し成分の説明中心で難しくなってしまったかもしれませんが、チャントアチャームが大切に考える他の成分とも密接にかかわっているハーブなんだな、ということが伝わっていれば幸いです。
今後も引き続き様々なハーブの特徴を紹介していきますので、楽しみにお待ちください。