「朝には目立たなかったのに、夕方になると小じわが現れる……」このような経験をしたことはありませんか?目元や口元に小じわができると、一気に老けて見えてしまうもの。
もし顔が小じわだらけになっていたらと思うと、夕方のメイク直しで鏡チェックをするのも億劫になってしまいます。
気になる小じわを改善するためにも、夕方になると小じわが出る原因と、1日中ハリのある肌を保つ対策方法を見ていきましょう。
夕方になると小じわができる理由
肌の乾燥
夕方になると小じわができてしまう大きな原因となっているのが、肌の乾燥です。朝のスキンケア時にしっかりと保湿ケアをしていても、日中に受けるエアコンの風や外気の影響で肌が乾燥し、小じわが現れてしまうのです。
表情の変化
笑いじわなど、表情の変化によって現れるしわもあります。日中に思いきり笑っていたり、悩んで眉間を寄せたりしていると、メイクがヨレたり肌にくせがついて小じわができてしまうのです。
紫外線対策不足
紫外線対策を怠っていると、肌の乾燥が増して小じわができやすくなります。また、紫外線は肌内部のコラーゲンを破壊するという働きがあります。紫外線対策を怠っていると、将来のしわまで増やす恐れがあるため注意が必要です。
夕方になると現れる小じわの対策方法とは?
前日の夜からしっかり保湿ケアをする
夕方の小じわを防ぐためには、朝のスキンケアだけでなく前日の夜のスキンケアにも気を配ることが大切です。前日の夜にしっかりケアしておくことで、翌日の肌の潤いやハリまで保つことができます。目元に小じわができやすい場合には、目元専用の美容液やクリームを夜のうちにつけておきましょう。
化粧下地をパーツによって使い分ける
ベースメイクに使用する化粧下地をパーツ別に使い分けると、皮脂崩れや乾燥の両方を防ぐことができます。皮脂の分泌が多いTゾーンには皮脂をコントロールする化粧下地を、乾燥が気になりやすいUゾーンには保湿効果の高い化粧下地を使いましょう。
リキッドファンデーションにオイルをプラスする
乾燥肌さんの強い味方であるリキッドファンデーションをメイクに使うときには、オイルを1滴混ぜて使用しましょう。オイルを混ぜるだけで保湿効果が高まり、夕方の乾燥による小じわを大幅に減らすことができます。ただし、テカリやすいTゾーンにオイルを使うと、メイク崩れが起きやすくなります。オイルを足す前にTゾーンだけファンデーションを塗っておくのがポイントです。
ルースパウダーは控えめに
リキッドファンデーションの仕上げに活躍してくれるルースパウダーですが、あまりに多く塗り過ぎてしまうと、肌が粉っぽくなって小じわが目立ちやすくなってしまいます。小じわができやすい部分にはルースパウダーの使用を控えるか、ブラシで薄くつけるのがおすすめです。
日中も保湿する
朝晩だけでなく日中も保湿ケアを行うことで、夕方の小じわ予防につながります。保湿効果の高いミスト化粧水などを使用すれば、メイクの上からでも保湿ケアをすることができますよ。ミストを顔にワンプッシュしたら、清潔な手のひらで軽く馴染ませるか、軽くティッシュオフしておきましょう。

夕方の小じわに有効な頭皮マッサージ
顔の皮膚は頭の皮膚とつながっています。そのため頭皮が下がることにより、顔のたるみや小じわなどの悩みを引き起こしてしまうことも。
そこで有効なのが頭皮マッサージです。固くなりやすい頭皮をマッサージでほぐしてあげましょう。両手を軽く握るように親指以外の指を曲げ 、 親指で後頭部から頭頂部にむかって押し上げていきます。
マッサージはリラックスしながら行い、毎日続けることが大切です。そのため、自分がリラックスできる時がマッサージをするベストなタイミング。朝に行うと、寝ぼけた頭もすっきりして気持ちよく起きられます。夜は体が温まっているお風呂の中がおすすめです。毎日のシャンプーの際に行うのもいいでしょう。
おわりに
夕方になってもハリのある健やかな肌をキープするためには、前日からの保湿に特化したケアが重要だということが分かりました。とはいえ、美容液を使用したり、オイルを使ったりとケアの方法はいたってシンプル。小じわを防ぐためにも、保湿ケアをしっかりと行っていきましょう。