【白浮き卒業!】日焼け止めが白浮きするのはなぜ?白浮きしない塗り方

【白浮き卒業!】日焼け止めが白浮きするのはなぜ?白浮きしない塗り方

「日焼けはしたくないけど、日焼け止めを塗ると白浮きしちゃう…」
「白浮きするから日焼け止めを塗るのをやめてしまった」
そんな経験はありませんか?

肌のために日焼け対策はバッチリしておきたいのに、日焼け止めを塗ると顔が青白くなってしまったり、首や腕との肌色に差が出てしまったりと、日焼け止めの「白浮き」でお悩みの方も多いですよね。
また、「日焼け止めを塗ると肌がヒリヒリしてしまう…」といったお悩みをお持ちの方も。

この記事では日焼け止めの仕組みから、白浮き・ヒリつきの原因、白浮きしない塗り方について、わかりやすく解説いたします!

TOPICS

日焼け止めが白浮きする原因とは?

ファンデーションを塗ると白浮きしてしまうことがありますが、これは首の肌色とファンデーションの色に大きなギャップがあり「色」が合っていないことが原因です。
日焼け止めで白浮きしてしまう原因は別にあります。

日焼け止めで白浮きする原因は、日焼け止めに含まれる「紫外線散乱剤」。紫外線散乱剤の原料は白い粉末なので、日焼け止めをうまく肌に馴染ませないと、肌が白く見えてしまうのです。

それでは、「紫外線散乱剤」はどんな役割を果たしているのかを知るために、まずは日焼けの仕組みについて勉強してみましょう。

日焼けの仕組み

まず、「日焼け」とは太陽光に含まれる「紫外線」により肌が炎症を起こすことを言います。暑い日差し・太陽光の熱で肌が焼ける、というイメージをお持ちの方も多いかもしれませんが、実は紫外線は目に見えない光で、その上暑さを感じさせることもない「不可視光線」です。

太陽光は、大きく分けると「可視光線」と「不可視光線」の二つに分かれます。

目に見える波長の光「可視光線」は明るさや眩しさを感じさせ、7色の光が合わさっています。虹を七色に輝かせているのはこの可視光線です。近年よく耳にする「ブルーライト」も可視光線に含まれます。

目に見えない波長の光「不可視光線」はさまざまな波長の光が含まれておりますが、その中でも「赤外線」と呼ばれる光は物を温める特性があります。
そして日焼けの原因となる「紫外線」は、化学的な影響力が強いという特性があり、皮膚に当たるとタンパク質が変性したり、メラニン色素が生成されたりします。

▼ 可視光線・不可視光線の図

つまり、日焼けは暑さやまぶしさとは関係なく、冬でも曇りの日でも太陽光が地上に届いていれば肌は日焼けする可能性があるということです。日焼けの度合いを左右するのは、肌に降り注ぐ太陽光・紫外線の量。日本の場合、日照時間が伸びる春〜夏こそ日焼けリスクの本番となるわけです。まだ暑さが厳しくない春頃から日焼け対策が欠かせないというのも、こうした理由からなのです。

また、夏のように太陽と地上との距離が近くなると、冬より多くの光量が地上に届くため、紫外線や赤外線、可視光線など、すべてのパワーが増します。そのため、眩しさや暑さが厳しい時には、紫外線の量も強いと考えて良いでしょう。

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日焼け止めの仕組み

さて、では日焼け止めはどのような仕組みで日焼けを防いでくれるのでしょうか?

日焼け止めには、「紫外線」をカットし日焼けを防ぐ成分が入っています。大きくは二つに分けられるのですが、そのうちの一つが先ほど白浮きの原因としてご紹介した「紫外線散乱剤」、もう一つが「紫外線吸収剤」です。

紫外線散乱剤と紫外線吸収剤について、詳しく解説いたします。

紫外線散乱剤とは?

紫外線散乱剤は、紫外線を肌の上で反射させることで日焼けを防ぐ成分です。酸化チタンや酸化亜鉛など、微細な金属の粉を使用します。肌の上に小さな鏡をのせているイメージをするとわかりやすいかもしれません。
紫外線を反射させるだけなので、肌に負担がかかりにくいメリットがある一方、紫外線散乱剤の原料は白い粉なので、過剰に塗りすぎると白浮きの原因になってしまう場合があります。

紫外線吸収剤とは?

紫外線吸収剤は、紫外線を吸収する成分です。紫外線に当たると化学反応する成分で、肌表面に塗ることで紫外線が皮膚に到達する前に無害な熱エネルギーなどに変換し、放出させます。

白浮きの原因にはなりませんが、原料であるケミカル成分が肌に合わない場合は刺激になってしまう可能性があります。
昨今では、海の珊瑚礁や海洋生物など自然環境に影響があるという研究結果が出てきており、紫外線吸収剤配合の日焼け止めの使用が禁じられている国やビーチもあります。

肌にやさしい日焼け止めの選び方

紫外線吸収剤は白浮きしにくいメリットがありますが、ケミカル成分でアレルギー反応を起こしてしまう方もいます。日焼けによる肌ダメージを防ぐためとはいえ、日焼け止めで肌が荒れるのは逆効果ですよね。

そこで近年、肌にやさしい日焼け止めとして、「紫外線吸収剤不使用」の日焼け止めが注目を集めています。鉱物由来の酸化チタンを紫外線散乱剤として使用した日焼け止めなら、肌をいたわりながら日焼け対策をすることができるのです。

白浮きしないための塗り方

紫外線散乱剤を使用した日焼け止めは、白浮きしやすい傾向がありますが、実は、白浮きしてしまう原因には塗り方にもあるのです。

白浮きする原因は主に以下の三つです。

●肌が乾燥している
●多く塗りすぎている
●日焼け止めが肌に馴染んでいない

それでは、白浮きしないための塗り方を解説していきます。

肌の保湿をしておこう

まず日焼け止めを塗る前に、しっかりと肌の保湿をしておきましょう。空気が乾燥している冬に比べ、春や夏は肌の乾燥が気にならないという方も多いかもしれません。しかし、花粉が肌に付着したり、気温の変化で自律神経が乱れやすいこの時期は、気づかないうちに肌が乾燥している場合があります。

肌が乾燥していると、日焼け止めが馴染みにくく、ムラになったり全体的に白浮きしやすくなります。
日焼け止めを塗る前に、化粧水などのスキンケアで肌の調子を整え、うるおった状態の肌に日焼け止めを塗るようにしましょう。

塗りすぎはNG!適量を手の平に出してから塗る

「日焼け止めはたっぷり塗った方が安心」と思いがちですが、過剰に塗ると白浮きの原因となります。適量を顔全体にしっかり馴染ませましょう。

容器を振るとカチカチと音が鳴るタイプの日焼け止めは、しっかり振ってから使います。よく振ることで紫外線散乱剤などの成分が均一に混ざり、日焼け止め効果もしっかり発揮することができ、白浮きもしにくくなります。しっかり振ったあとは、手の平に適量を出してから指の腹に馴染ませて顔に塗るのがおすすめです。

日焼け止め効果を保つためには、2〜3時間おきに塗り直すのがベストです。塗り直すのが難しい場合は、UVカット効果のあるパウダーをこまめに重ねて対策しましょう。

しっかりと肌に馴染ませる

手の平に取った日焼け止めは、スピーディに顔全体に馴染ませます。

顔全体に広げたら、一度手の平で顔全体をプレスし、さらにしっかり馴染ませましょう。最後に、目の周りや小鼻周りなど、指先やスポンジの角などを使って細かい部分を馴染ませて完成です。
仕上げにルースパウダーを重ねると、暑くてベタつきがちな日もサラサラな肌が長続きします。

 白浮きしていない仕上がりの例

Before
After

「日焼け対策」も「白浮き対策」も徹底して、夏を楽しもう!

白浮きするのが嫌だったり、日焼け止めを塗るのが面倒でも、日焼け止めは美肌のために欠かせません。
日焼け止めを塗ることでどんな効果が得られるのか、改めて見直してみましょう!

白浮きしにくいタイプの日焼け止めを選び、白浮きしにくい塗り方も実践して、うまく日焼け止めを取り入れていきましょう。

太陽を味方に、夏を存分に楽しんでくださいね!

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*1 第三者機関実施試験結果より
*2 メイクアップ効果による

監修者

ネイチャーズウェイ
研究開発本部 製品開発チーム

おおえ

自然化粧品の考え方に共感し、自分もその一端を担いたいという思いからネイチャーズウェイに入社。入社以来処方開発業務に従事し、スキンケア・メイクアップ・ヘアケア製品と幅広く商品開発を担当している。

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