「なんだか顔だけが白く浮いたようになっている……」このような状態になっているという場合には、ファンデーションが合っていないために白浮きしていることがあります。なぜ白浮きしてしまうのか、また正しいファンデーション選びのポイントをご紹介します。
昔から“色白は七難隠す”という言葉がありますが、自分の素肌と異なる色のファンデーションを使って顔が白浮きしているのは話が別です。不自然な印象を与えたり老け顔の原因になったりしてしまいます。また、「白さ」が大切なのではなく、キレイにメイクをしてより理想の自分でいるためには、合わない厚塗りメイクを無理にするよりも、自分の肌を生かした素肌感メイクをしているほうが◎
ファンデーションの白浮きを防いで、美しい肌を実現するためのメイクポイントを学んでいきましょう。
ファンデーションが白浮きしてしまう原因って?
使用している化粧下地が白すぎる
化粧下地は、ファンデーションとの密着度を高めて美しく仕上げたり、肌のトーンや毛穴目立ちを整えたりしてくれるベースメイクのマストアイテム。
最近では、くすみ対策やツヤ仕上げなどのために化粧下地に白い色がついているものもありますが、これをたくさん肌に塗っていると、顔が白くなりすぎてしまいます。
ファンデーションが合っていない
使用しているファンデーションの色が自分の肌に合っていないというのも、白浮きする原因になります。
色白に見せたいからといって素肌よりも明るい色をチョイスしてしまうと、結果的に首や手などの色味と合わずに顔だけがちぐはぐな印象になってしまうのです。
とはいえ暗いファンデーションを選ぶと、顔色が悪く見えたり日焼けしているようなイメージを与えてしまうため、自分の肌色に近いものを購入することが大切です。
白浮きを防ぐメイクのポイントとは?
化粧下地で血色感をアップさせる
白浮きを防ぐためには、化粧下地の段階で顔色をアップさせましょう。ツヤ感や透明感なども重要ですが、とくに重視したいのが“血色感”です。
ピンク系の化粧下地を肌に薄く伸ばして肌に馴染ませれば、お疲れモードの日でも自然な血色感がプラスされます。肌のくすみやシミなどに悩んでいる方にもおすすめです。
ファンデーションの色は首とフェイスラインの境目でチェックして
ファンデーションの色を確認するときに、手の甲や顔でチェックする方も多いと思いますが、これでは本当に顔に合っているのかを知ることはできません。
白浮きしないファンデーションを選ぶためには、首と顔の両方に馴染む色を使うことが大切なポイント。そのため、首とフェイスラインの境目にファンデをサッと薄く伸ばし、一番肌馴染の良いものを選ぶようにしましょう。
ファンデーションの塗り分け上級テクでメリハリフェイスに
白浮きを防ぐ方法の1つに、明るい色と暗い色のファンデーションを2色使いするという方法がありますTゾーンや頬、顎などの顔の中心には明るいファンデーションを、フェイスラインや髪の生え際付近には暗いファンデーションを使うのです。
こうして暗いファンデーションをシェーディング変わりに使用することで、明るいファンデーションを使っていても顔に引き締まりが出て、メリハリのある顔立ちに仕上ります。
やりがちなNGメイク
首より仕上がりの肌のほうが明るいメイク
首の色より明るいトーンのファンデーションやパウダーを使うと、顔だけ白浮きして見えてしまいます。
白浮きして見せないためには、ファンデーションの色だけでなく、仕上げパウダーの色にも意識を向けることが大切です。
パール感の強い化粧下地
ファンデーションを塗る前の化粧下地を光沢のあるパール感の強いベースを使う場合、白浮きしてしまうことがあります。
パールが入った化粧下地は肌の透明感・素肌感・ツヤ感をアップさせる効果が期待できますが、使いすぎると光を集めてしまい、逆に顔が白浮きして見えたり、テカり肌に見えやすいというデメリットも。パール感の強いベースを使う場合は、顔の必要なパーツだけに少量を薄く伸ばすように塗りましょう。
カバー力を求め厚塗りしてしまう
お肌のシミやほくろを隠すために、何度もファンデーションやコンシーラーを重ね塗りしてしまうと、白浮き肌や厚塗り肌を招いてしまいます。
顔の中で、カバーしたい箇所とカバーしなくても良い箇所をしっかり把握しておきましょう。
カバーしたい部分だけ重ね塗りをすることで顔を立体的に見せつつ、白浮きを防ぐことができます。
おわりに
ファンデーションは、メイクの基本中の基本です。
いくらアイメイクが上手くいっても、リップがプルプルにでき上がっても、ファンデーションが白浮きしてしまっては残念な仕上がりになってしまいます。今回ご紹介したポイントを参考にしながら、上手なベースメイクを身につけましょう。
ネイチャーズウェイ
コンテンツ担当
あやた
ネイチャーズウェイ
研究開発本部 製品開発チーム
おおえ
自然化粧品の考え方に共感し、自分もその一端を担いたいという思いからネイチャーズウェイに入社。入社以来処方開発業務に従事し、スキンケア・メイクアップ・ヘアケア製品と幅広く商品開発を担当している。