【初心者さん向け】アロマオイルの使い方とおすすめの香りをレクチャー

皆さん、香りを嗅いだ時に癒されたり、心がほっとしたり、前向きな気持ちになった経験はありませんか?今回は、アロマに興味を持つ初心者さんにも分かりやすく、アロマの基本や実践方法、おすすめの精油の香りをご紹介いたします。

TOPICS

part.1 アロマの基本

アロマオイルとは「精油」や「エッセンシャルオイル」などを指し、植物の草や花、果皮、樹皮等から抽出しています。その植物から抽出した香りに含まれる成分を心身の健康や美容に役立てることをアロマテラピーと呼びます。

さて、視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚を「五感」と言いますが、この中で私たちの感情や自律神経などを司る脳の大脳辺縁系に直接伝わる感覚はいくつあると思いますか?

実は唯一「嗅覚」のみと言われています。香りを嗅ぐと脳の大脳辺縁系に香りの情報が伝わり、体や心のバランスを整えるように信号を出してくれます。この仕組みが香りを嗅いだ時に癒されたり、気持ちがシャキッとする理由です。

part.2 手軽で簡単!自宅にあるものでできるアロマのはじめ方

アロマの楽しみ方 1.芳香浴

静かな森林の中で木々の息吹を感じ、安らぎを得ることを森林浴と言いますが、芳香浴とは、部屋などの空間にアロマオイルの香りを拡散させ、まるで香りに包み込まれるように楽しむ方法のことを言います。

お手軽度★★★★ ハンカチ・ティッシュ

ハンカチやティッシュなどにアロマオイルを1~2滴垂らすだけで芳香浴を楽しむことができます。一般的に芳香浴では、アロマディフューザーなどの専用機器を使用するイメージはありますが、身近にあるものを使いお試し感覚で始めることができます。

こんな方におすすめ!

ハンカチやティッシュを使うこの方法は、かさばらず、水や火を使わないためどんなシーンでも活躍する芳香浴の楽しみ方です外出先で混雑した電車に乗った時人ごみの中にいて気持ちをリフレッシュしたい時におすすめです。また、香りによっては寝る前に枕元に置くことで睡眠の質の改善も期待ができます。

お手軽度★★★ マグカップ

お手持ちのコップにお湯(70~80度)を入れ、お好みのアロマオイルを1~4滴垂らします。目をつぶり、コップから立ち上がる蒸気と一緒に香りを吸い込むことで簡単に芳香浴を楽しむことができます。

こんな方におすすめ!

リモートワークをする機会が増え、気持ちのオンオフの切り替えがしづらくなっていませんか?仕事で行き詰まった時や、集中力が切れてしまった時はアロマオイルを垂らしたマグカップをデスクの横に置き、大きく深呼吸をしてみてください。きっと簡単にリフレッシュができます。
※良い香りがしますが、誤って飲んでしまわないようにご注意ください。

アロマの楽しみ方 2.沐浴法

“沐浴”と聞くと赤ちゃんの入浴を連想させますが、体や体の一部をお湯につかり清め、温めることを沐浴と言います。湯船から漂う蒸気の香りを楽しみ、さらに入浴の温感効果にも期待ができます。

お手軽度★★ アロマバス

バスタブ

バスタブに1~5滴ほど垂らすことで浴槽に入れたアロマオイルの香り楽しむ沐浴法ができます。癒されたい時はぬるめのお湯にじっくりと、活力が欲しい時は少し熱めのお湯に短時間浸かりましょう。初心者さんは1~2滴程度から始めることがおすすめです。
※皮膚に刺激を感じた場合はすぐに流水で流しましょう。

こんな方におすすめ!

入浴とアロマオイルの香り、両方のリラックス効果を感じることができるため、身も心も疲れがたまっているなと感じている方におすすめです。湯船に浸からない方は、洗面ボウルにお湯を張り10~15分程度足浴や手浴に浸かるだけでも体全体が温まります。また、慢性的な冷え性にお悩みの方は「足浴」、長時間デスクワークをして肩や腕にこわばりを感じる方は「手浴」をお試しください。


柑橘系のアロマオイルの中には日光や紫外線に当たると炎症を起こす「光毒性」を持つものがあります。皮膚についたアロマオイルが日光など光に当たると起こるものなので、過剰に恐れる必要はありませんが、使用用途によってアロマオイルを選ぶ際は注意しましょう。

part.3 アロマオイルを使う際の注意点

原液を皮膚に直接塗布しない

アロマオイルは植物の香り成分を凝縮したもので、原液のままだと肌への刺激が強いものがほとんどです。基本的には、肌に触れる使い方をする際には薄めて使用します。もし原液が肌に付いてしまった場合は、すぐに流水で洗い流すようにしましょう。

妊娠中は気を付けて使用する

妊娠中はホルモンバランスが変化するため、体が敏感になりやすい時期。アロマオイルを使用したい場合は医師に相談するか、芳香浴程度にとどめておきましょう。

子どもには使用しない

高濃度なアロマオイルは皮膚にとって刺激となる可能性もあるため、3歳未満の乳幼児には使用しないようにしましょう。3歳以上の子どもに使用する場合も、通常より薄い濃度で使用した方が安全です。

光毒性のある精油に注意する

ベルガモット、レモン、グレープフルーツなどのアロマオイルには、皮膚についた状態で紫外線を浴びると日焼けや軽いやけどを引き起こす「光毒性」が含まれています。光毒性のあるアロマオイルは、外出前や外出中に使用しないよう注意しましょう。

アロマオイルが苦手な生き物を飼っている場合は使用を控える

猫やフェレットはアロマオイルの植物成分が上手く分解できないため、肝臓や腎臓に影響を与えてしまう可能性があります。ペットがいる部屋でのアロマオイルの使用は控えるようにしましょう。

part.4 アロマ初心者におすすめ!アロマオイルの種類

ラベンダー

ストレスによってこわばった心や体をほぐし、気持ちを癒してくれるラベンダーは様々な効果が期待できるため「万能オイル」と言われています。交感神経と副交感神経のバランスを整え、リラックス効果があるとされるため、ストレスが気になる時や、安らぎを感じたい時におすすめです。夜、湯船にラベンダーの精油を垂らしたり、枕元にラベンダーの精油が香るハンカチを置いてみてください。

オレンジ

食卓でも馴染みのあるオレンジの香りは、初心者さんにも親しみやすい柑橘系の香りです。明るく前向きな気持ちにし、ポジティブな状態にしてくれます。柑橘系の香りは活力を与えてくれるため、朝向きのものが多いですが、オレンジには緊張をゆるめてくれる作用もあるため、日中や夜など時間を問わずに使えます。仕事や家事で上手くいかず落ち込んでいる時はオレンジの安心感のあるフレッシュな香りを嗅ぐことで気持ちの切り替えをしましょう。

ゆず

日本人にとって昔から馴染みがあり、老若男女問わず好まれるため日本で生まれた精油の中でも最も親しまれています。皆さんも和食などに使われたゆずの香りに癒されたことがあるのではないでしょうか。ほのかな苦みが感じられる上品な柑橘系の香りはイライラや怒りを落ち着かせ、穏やかな気持ちにしてくれます。心にそっと寄り添ってくれるような香りです。

ゼラニウム

ローズを思わせる華やかさとミントに近いすっきりとした印象のゼラニウムの香りは、自律神経やホルモン分泌のバランスを整えるといわれることから「女性の強い味方」としても知られています。女性特有のホルモンバランスによる気分のアップダウンを感じる時や、心がザワザワしたり、不安な気持ちになった時にもおすすめです。

part.5 コスメでアロマを楽しむ

アロマオイルを日常生活に取り入れる方法でちょっと悩んでいる…という方は毎日のメイクタイムにアロマを取り入れませんか?

メイクアップ クリーム 限定フレーバー

ナチュラグラッセでは3つの気分をイメージした限定アイテムを数量限定で発売中。

好みの香りで選んでみたり、直感やその時に自分がなりたい気分に合わせて香りを選んでみるのもおすすめです。皆さんのお気に入りの香りとの出会いとなりますように。
ナチュラグラッセ ベースメイク

ナチュラグラッセのベースメイクは精油をブレンドした「クラッシーフローラル」の香り。

リキッド・クリームタイプのベースメイクには、上質で女性らしい「クラッシーフローラル」 (Classy:上品な、高級な)という香りがついています。メイクをしている間、穏やかで前向きな気分になれるような天然のエッセンシャルオイルブレンドです。

part.6 アロマのある生活を楽しむ

おうちで過ごす時間が増えたことにより、「家なのに気持ちのオンモードが続いている…」や、「外出すると気が張ってしまう…」など、なんだか疲れが抜けないな…と最近感じてはいませんか?、アロマオイルの香りはそんな皆さんのちょっとした不調に寄り添い、安らぎやリフレッシュの時間を与えてくれるはずです。アロマオイルの香りを嗅いで深呼吸。

ぜひ、初心者さんにおすすめのアロマオイルを使い、自宅にあるもので手軽にアロマを生活に取り入れてみてください。

監修者

ネイチャーズウェイ
研究開発本部 製品開発チーム

おおえ

自然化粧品の考え方に共感し、自分もその一端を担いたいという思いからネイチャーズウェイに入社。入社以来処方開発業務に従事し、スキンケア・メイクアップ・ヘアケア製品と幅広く商品開発を担当している。

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