
ネイチャーズウェイの製品には、自社農場にて栽培したハーブが使われていることをご存じですか?農場の様子やスタッフのこと、ハーブ栽培の現場の雰囲気をもっと知ってもらうために、農場で働くスタッフから「農場だより」をお届けいたします。
農場だより - 嬉しい収穫の瞬間がやってきました!
毎年6月になるとやってくるこの季節。忙しくも嬉しい、ハーブの収穫時期がやってきました!今回は、立派に育ち収穫を迎えた華やかなハーブたちをご紹介いたします。

こちらはチャントアチャームでもおなじみの「セイヨウノコギリソウ」。肌荒れ防止やひきしめ効果が期待されているハーブです。農場ではこの季節になると、セイヨウノコギリソウの白い花が一面に咲き誇り、美しく癒される風景が広がります。
この様子を見ていると、「収穫するぞ~!」と気合いが入ります。

セイヨウノコギリソウを収穫する部分は、花と葉と茎。
注意するポイントとしては
①茶色になった葉や茎は収穫しない
②蕾は収穫しない (花が咲いてから収穫します)
このふたつを意識して刈り取っていきます。

▲無事収穫でき、嬉しさのあまり笑顔に
きちんと収穫できるように、雑草を抜いたり病気にならないように風通しに注意しながら、手塩にかけて栽培したハーブたちだけに嬉しさもひとしお。手作業でどんどん刈り取っていきます。

▲こちらが今日の収穫量。ブルーシート3枚がいっぱいです!
次は「トウキンセンカ(カレンドラ)」の収穫です。

▲炎症を抑えたり、抗菌作用などが期待されるハーブです
今年から栽培を始めたトウキンセンカ。
うどんこ病(葉っぱの表面に白いカビが生える病気です)の影響で葉が病気になり枯れることが心配されましたが、すっかり元気になり、今ではこんなに立派な花を咲かせています。
花の大きさは明野ハーブ農場で栽培している中で最大クラス!こちらも手作業で花をひとつひとつ摘んでいきます。

なかなか難しい作業ですが、コツをつかむとリズムよく収穫できます。花や葉の様子を観察しながら収穫すること30分で作業完了。

▲見ているだけで癒されるハーブの花たち。気持ちが前向きになります。
明野ハーブ農場では、このように春に植えたハーブたちが次々収穫タイミングを迎えていきます。一年の中で一番忙しく大変な時期となりますが、今まで愛情をたっぷり注いで育てたハーブが立派に成長したことが嬉しくてたまりません。収穫も楽しみながら作業を続けていきます!
ネイチャーズウェイ自社農場「明野ハーブ農場」について

明野ハーブ農場は、山梨県北杜(ほくと)市にある栽培面積3,850㎡の有機栽培を行う自社農場。明野ハーブ農場がある土地は富士山、南アルプス連峰、八ヶ岳連峰に囲まれた茅ヶ岳の南西部、標高800mに位置する丘陵地で、日本一日照時間が長いことで知られています。また昼夜の寒暖の差が大きいため、過酷な環境下でも耐え忍ぶ生命力の高いハーブが育ちます。
農場では、全20種類のハーブを栽培し、製品の原料としても使われています。








▲農場で栽培しているハーブの一部です
■国が認めた「有機JAS認証」を取得

さらに、明野ハーブ農場では、2012年より「有機JAS認証」を取得しています。
<有機JAS認証とは?>
有機JASとは、2000年に改正された日本農林規格(JAS)によって、有機農産物などの表示を認証したもの。 認証は該当物資の生産方法の確認に始まり、製造工程、流通方法、商品の保管・管理とその責任者の制定に至るまで細かく設定され、そして認定検査官の事前審査とオーガニックに関する講習を修了して認定となります。
<取得条件>
・最低でも3年以上は土壌に農薬を使用していない
・有機肥料であっても化学成分や重金属が含まれていないものを使用する
・土壌の性質に由来する自然循環機能の維持増進を図る
・環境・衛生管理の整備(外部からの異物流入や混入も防止)
・上記に関する管理プログラムの制定とその実施
・上記に付帯する全ての事項に関する第三者認定機関による検査および年次更新の審査
日本ではオーガニックコスメに関する法的定義が存在しないのが現状ですが、食品分野においては世界各国ともに法的な規制のもと厳格な定義があり、日本では「有機JAS」がこれにあたります。つまり、有機JAS認証を受けたハーブは、国が認めた公的な有機(オーガニック)農産物だと言えるのです。
スタッフ紹介

開発調査室
荒木真人
農業イベントを企画する会社に7年間在籍し、有機農家にて1年ほどの研修を経験。
「ハーブ栽培」「有機農業」に携わりたいとの思いから、2019年にネイチャーズウェイへ入社。趣味は旅行と読書と家庭菜園。