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【農場だより】最高の「土」が仕上がりました!

ネイチャーズウェイの製品には、自社農場にて栽培したハーブが使われていることをご存じですか?農場の様子やスタッフのこと、ハーブ栽培の現場の雰囲気をもっと知ってもらうために、農場で働くスタッフから「農場だより」をお届けいたします。

農場だより - 最高の「土」が仕上がりました!

「ニョキ、ニョキ、ニョキ」

春の野草、ホトケノザやオオイヌノフグリが我先にと伸びています。

冷たい風が吹き抜け、肌がピリピリと痛くなるほどの寒さだった冬が終わり、明野ハーブ農場にも春の足音が聞こえてきました。

私たちが春先にまず行う大切な仕事は、ハーブが生長しやすい「土」をつくることです。

ハーブが根付く土が硬くガチガチした状態では、のびのびと根が生長することはできません。目指すは『栄養が豊富で、根が伸びやすいフカフカの土』です。

そんな理想の土づくりのために行う作業は、地道に石を拾う、土を耕す…などが挙げられますが、この時期は「堆肥(たいひ)を土に混ぜる」という作業を行います。
(堆肥とは、家畜の糞や葉っぱなどの自然物を微生物がじっくり分解・発酵してくれた肥料です。)

農場スタッフインタビュー – きちんと知りたい!「有機栽培」について

これが今回使用する堆肥です。
触るとサラサラして、色はダークチョコレートのような深い色をしています。

香りをチェックしてみると、匂いはほとんどありません。これが完全に発酵した証拠です。

堆肥の状態を確認し、いよいよ作業開始!
…と、その前に作戦会議です。

「どこから堆肥を撒こうか?」「まんべんなく撒くよ~。」「怪我には気をつけよう!」と、作業内容を確認していきます。

そして、いよいよ作業がスタート!

トラクター(左)で堆肥を掬い、マニアスプレッター(右:堆肥を撒く車)に積んでいきます。堆肥をこぼさないよう慎重な操作が必要になりますが、スタッフの熟練の技が光ります。積み込みが完了するとマニアスプレッターの出動です。

堆肥はやみくもに撒くのではなく、昨年のハーブの生育結果や土の状態を見て撒く場所を調整します。堆肥が混ざり、土の色が少しずつダークチョコレート色に染まっていきます。

堆肥を撒き終わったら、土に混ぜ込むためにトラクターで耕します。

土と堆肥の混ざり具合を確認しながら、ゆっくり耕していきます。

しっかりと混ざった土の様子はこちら。

思わず、「わ~お!」と声が出るほどのフカフカな土に仕上がりました。

今年は土の状態を科学的に分析し、堆肥の撒く時期や量を調整したり、お米の殻「もみ殻」を入れたり、様々な工夫をしたことが功を奏したのかもしれません。

早くハーブの苗を植えたい!とウズウズしながら、作業を終えました。
3月末にはいよいよハーブの苗植えがスタート。いよいよハーブ栽培のシーズンが始まります!

次回は私達が育てたハーブの苗を植える様子をお伝えします。

ネイチャーズウェイ自社農場「明野ハーブ農場」について

明野ハーブ農場

明野ハーブ農場は、山梨県北杜(ほくと)市にある栽培面積3,850㎡の有機栽培を行う自社農場。明野ハーブ農場がある土地は富士山、南アルプス連峰、八ヶ岳連峰に囲まれた茅ヶ岳の南西部、標高800mに位置する丘陵地で、日本一日照時間が長いことで知られています。また昼夜の寒暖の差が大きいため、過酷な環境下でも耐え忍ぶ生命力の高いハーブが育ちます。

農場では、全20種類のハーブを栽培し、製品の原料としても使われています。

エキナセア
セイヨウノコギリソウ
ゼニアオイ
アルテア
タイム
ラベンダー
オウゴン
セージ

▲農場で栽培しているハーブの一部です

■国が認めた「有機JAS認証」を取得
有機JAS認証

さらに、明野ハーブ農場では、2012年より「有機JAS認証」を取得しています。

<有機JAS認証とは?>
有機JASとは、2000年に改正された日本農林規格(JAS)によって、有機農産物などの表示を認証したもの。 認証は該当物資の生産方法の確認に始まり、製造工程、流通方法、商品の保管・管理とその責任者の制定に至るまで細かく設定され、そして認定検査官の事前審査とオーガニックに関する講習を修了して認定となります。

<取得条件>
・最低でも3年以上は土壌に農薬を使用していない
・有機肥料であっても化学成分や重金属が含まれていないものを使用する
・土壌の性質に由来する自然循環機能の維持増進を図る
・環境・衛生管理の整備(外部からの異物流入や混入も防止)
・上記に関する管理プログラムの制定とその実施
・上記に付帯する全ての事項に関する第三者認定機関による検査および年次更新の審査

日本ではオーガニックコスメに関する法的定義が存在しないのが現状ですが、食品分野においては世界各国ともに法的な規制のもと厳格な定義があり、日本では「有機JAS」がこれにあたります。つまり、有機JAS認証を受けたハーブは、国が認めた公的な有機(オーガニック)農産物だと言えるのです。

スタッフ紹介

ネイチャーズウェイスタッフ-荒木真人

開発調査室
荒木真人

農業イベントを企画する会社に7年間在籍し、有機農家にて1年ほどの研修を経験。
「ハーブ栽培」「有機農業」に携わりたいとの思いから、2019年にネイチャーズウェイへ入社。趣味は旅行と読書と家庭菜園。

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Nature’s Way(ネイチャーズウェイ)について

日本のオーガニックコスメのパイオニア*であるNature’s Way(ネイチャーズウェイ)が運営する公式通販サイト。
ネイチャーズウェイの製品は日本で作る、日本人の肌にあった自然化粧品、オーガニックコスメを目指して研究開発しています。山梨県北杜市には「有機JAS認証」を取得したオーガニック原料のハーブを育てる自社農場も保有しています。またオーガニックコスメとして歴史のある海外ブランド「WELEDA(ヴェレダ)」「DR.BRONNER’S(ドクターブロナー)」の正規輸入代理店として日本のお客様へ広くブランドをお届けする活動を実施しています。
わたし達は「自然との融和による美と健康の創造」をモットーに、豊かな自然の恵みと、関係するすべての方への感謝を忘れず、サステナブルな調達、及び生産を行い、自然化粧品の本来の価値を追求し続けます。
*TPCマーケティングリサーチ株式会社調べ ※日本化粧品工業連合会所属企業対象

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