くり返してできる頑固なニキビに悩まされているなら、「化粧水」を見直してみませんか?
化粧水はスキンケアの中でも基本中の基本。化粧水の選び方のポイントをおさえて、自分に合ったアイテムを選びましょう。まずは、ニキビの原因から詳しく解説していきます。
気になる肌荒れ…原因は思春期ニキビ?大人ニキビ?
10代のときの思春期ニキビと、20代以降にできる大人ニキビとでは原因が異なります。さらにニキビは他にも様々な要因が複雑に絡んでいます。
まずは考えられる原因を、一つひとつ見ていきましょう。
1:大人ニキビ(20歳以上)
20代以降は、肌のターンオーバーが停滞しやすくなり、古い角質が蓄積することによって毛穴の出口が塞がれ、皮脂が詰まりやすくなります。40代以降になってくると、皮脂分泌が大きく減少することで肌が乾燥し、肌表面の角質層が硬くごわつきやすくなります。
これらの皮脂詰まりや乾燥、角質肥厚などが主な原因で大人ニキビは発生します。大人ニキビは、頬やフェイスラインなどのUゾーンに多くできる傾向があります。
2:思春期ニキビ(中学生、高校生)
中高生頃にできる思春期ニキビは、皮脂の過剰分泌が主な原因です。
性ホルモンや成長ホルモンの分泌が活発になることで過剰に分泌された皮脂が毛穴に詰まり、ニキビを引き起こします。そのため、思春期ニキビは皮脂腺の多いおでこ、眉間、鼻などのTゾーンに多くできる傾向があります。
3:慢性ニキビ
慢性ニキビは、長期間中々治らないニキビや、同じ箇所に何度も繰り返しできてしまうニキビのことをいいます。ニキビ自体がそもそも慢性的にできてしまう性質がある皮膚の炎症なので、正しくケアを行わなければ、治ってもまたすぐにできてしまうことがあるのです。
ニキビができている箇所は清潔に保ち、摩擦や刺激を与えないようにすることが大切です。
4:乾燥・過剰な皮脂分泌
ニキビというと過剰な皮脂が原因でできるイメージがありますが、実は肌の乾燥も大きな要因になります。水分量が低下すると肌表面の角質が硬くなり、毛穴に詰まりやすくなるのです。また、肌の乾燥がバリア機能の低下を引き起こすことも、ニキビの発生や悪化に関係しています。
さらに、乾燥した状態が続くと、肌は今あるうるおいを守ろうと過剰に皮脂を分泌し、その皮脂が原因となってニキビができてしまうという負のループに陥ることもあります。
5:生活習慣の乱れ
睡眠不足、暴飲暴食、運動不足といった生活習慣の乱れは、大人ニキビの原因になります。不規則な生活が続くと肌のターンオーバーが停滞し、ニキビを始めとしたトラブルが起こりやすくなるのです。また、糖質や脂質の多い食事を続けていると、皮脂量が増えてニキビを招くことがあります。
6:ホルモンバランスの乱れ
大人ニキビには、ホルモンバランスの乱れも深く関係しています。ストレスや生理周期の影響でホルモンバランスが崩れると、皮脂量が増えたり、肌の代謝が悪くなったりして、ニキビが生じやすくなるのです。女性の場合、排卵後から月経前にニキビができやすいのは、黄体ホルモンの影響で肌が脂っぽくなるためだといわれています。
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ニキビ肌のケアには化粧水が重要!選び方のポイント
ニキビが気になるときは、毎日朝晩使う化粧水を見直してみましょう。
ここからは、ニキビの予防におすすめの化粧水の選び方を5つのポイントにわけて解説いたします。
1:医薬部外品かどうか
「医薬部外品」は、ひとつの分かりやすい判断材料です。
「医薬部外品」と記載がある化粧水は、"厚生労働省が許可した効果・効能に有効な成分が一定の濃度で配合されていること"が絶対条件。医薬品と比べるともちろん作用は穏やかですが、通常の「化粧品」にあたる化粧水を選ぶよりも肌への作用が認められているといえるため、ニキビに悩んでいるときは医薬部外品の化粧水を選ぶのがおすすめです。
医薬部外品かどうかは、必ずその商品のボトルや外箱に記載されています。パッケージの裏面などを見て確認してみましょう。
2:ノンコメドジェニックテスト済みかどうか
ニキビ肌に使う化粧水は、ノンコメドジェニックテスト済のものがおすすめです。そもそもコメドとは、ニキビの初期段階に生じる白ニキビや黒ニキビのこと。ノンコメドジェニックテスト済であれば、コメドができにくい処方であることが認められているので、大人ニキビ肌にもおすすめです。ただし、すべての方にニキビができないわけではありません。
3:成分
ニキビがあるときは、肌のバリア機能が低下している状態です。また、ニキビが赤く炎症を起こしているときは特に刺激に弱いため、できるだけ低刺激な成分でできた化粧水を選ぶのがおすすめです。
製品パッケージに記載されている成分表は配合量順に記載されています。どんな成分が主に使われているのか、肌に合わない成分は含まれていないかなど、成分をチェックして調べてみることも大切です。
4:添加物
添加物が多いほど、肌への刺激性が強くなる可能性が高まります。ニキビ肌には刺激が禁物なので、できるだけ添加物が少ない化粧水を選ぶのがおすすめです。
5:使用感・におい
毎日使うものだからこそ、テクスチャーなどの使用感や化粧水自体の香りも大切です。いくらニキビにおすすめなものだとはいえ、使い心地が悪かったり、香りが苦手なものは続けて使うのが億劫になりますよね。テスターやサンプルがあるものは、試してみてから購入しましょう。
特にニキビが気になるときは、テクスチャーはさっぱりとしたタイプの化粧水で、しっかりと水分を与えてあげるのがおすすめです。コットンに含ませてコットンパックをするのも◎。
香りは、ナチュラルでやさしい香りの精油を使用したものや、無香料のタイプで選んでみるとよいでしょう。
Nature’s wayおすすめのニキビ向け化粧水
ここからは、ネイチャーズウェイが取り扱っているニキビ肌におすすめの化粧水をピックアップしていきます。
ネイチャーズウェイで扱う化粧水は、どれも自然の力をぎゅっと詰め込んだ、ナチュラルな成分と心地よい使用感にこだわったものばかり。植物エキスなどのたっぷりのうるおいを肌に与え、健やかな素肌を保ちます。
是非、ご自身の肌タイプに合わせて選んでみてくださいね。
大人ニキビにおすすめの「医薬部外品」化粧水
¥2,970(税込)
販売名:チャントアチャーム 薬用アクネ ローション
汗・皮脂によるベタつき*1、季節や環境、年齢の変化により肌が不安定なときにおすすめの薬用化粧水。有効成分*2がニキビや肌荒れなどの肌トラブルを防ぎ、なめらかで美しい素肌へと整えます。和漢植物としても知られるドクダミエキスも配合しています。
*1 油性肌
*2 グリチルリチン酸2K(有効成分)
乾燥肌ニキビにおすすめの化粧水
¥2,640
うるおい成分がみずみずしく行き渡り、角質層の隅々まで心地よく浸透する絶妙とろみ化粧水。うるおいを抱え込み、手のひらに肌が吸いつくようなもっちり肌に。天然植物性セラミド*1やうるおいキープ成分*2配合で、肌のうるおいやバリア機能を保ちます。
*1 植物性セラミド[コメヌカスフィンゴ糖脂質](保湿/肌荒れ防止)
*2 シロキクラゲ多糖体(保湿)/キシリチルグルコシド(保湿)
肌荒れにお悩みの方におすすめの化粧水
¥6,050
肌が敏感に傾いてるときにおすすめの、エステサロン専売品化粧水。
ニキビが生じて敏感になりがちな肌をみずみずしいうるおいで満たし、バリア機能を保ちます。
化粧水とあわせて使用したいニキビ予防アイテムはある?
化粧水はもちろん大切ですが、ニキビができているときでも、化粧水とあわせて乳液でしっかり肌を保護してあげることが大切です。
また、スキンケアの保湿・保護をする前段階の肌の「洗浄」は最も重要。余分な皮脂や肌の汚れをきちんと取り去り、清潔な肌を保ちながらニキビを予防するクレンジングや洗顔を選びましょう。
ニキビ予防におすすめのクレンジング・洗顔
¥3,080
毎日のクレンジングで、毛穴ケアとセラミド補給*が同時に叶うクレンジング。
肌のバリア機能をサポートし、うるおいを保ちながらしっとり洗いあげます。
* 植物性セラミド[コメヌカスフィンゴ糖脂質](保湿/肌荒れ防止)を肌に与えること。
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¥2,860
うるおい残して汚れや古い角質によるくすみを落とす、泡で出てくるふんわり泡洗顔。
こすらずきちんと汚れを落とし、洗い上がりはしっとり。みずみずしい肌をキープします。
ニキビ予防におすすめの乳液
¥7,150
肌が敏感に傾いてるときにおすすめの、エステサロン専売品の乳液。
不安定な肌をしっとりとうるおし、保護膜をつくって素肌を外的環境から守ります。
まとめ
ネイチャーズウェイ
研究開発本部 製品開発チーム
おおえ
自然化粧品の考え方に共感し、自分もその一端を担いたいという思いからネイチャーズウェイに入社。入社以来処方開発業務に従事し、スキンケア・メイクアップ・ヘアケア製品と幅広く商品開発を担当している。