みずみずしい肌を生み出す「ツヤ肌メイク」は、すでにトレンドメイクの枠を飛び出してメイクの定番テクニックになっています。ツヤ肌メイクは肌が若々しく見えるだけでなく、こなれ感や女性らしさもアップする点が魅力ですよね。そんなツヤ肌を作るベースメイクテクニックを、今一度再確認してみましょう。
ツヤ肌を作るベースメイクテクニック
1.まずは保湿ケアをしっかりと
ツヤ肌を作るためには、まず土台となる肌をしっかり保湿ケアすることが大切です。
洗顔後に化粧水を2~3度重ねづけして水分をたっぷり含ませたら、乳液やクリームの油分でフタをしましょう。
2.パール入りの化粧下地を使用する
スキンケアを終えたら、肌の色ムラや細かい凸凹を補正してくれる化粧下地を塗っていきます。このとき使用する化粧下地は、高保湿タイプか、パール入りのものを選ぶことがポイント。この時点でツヤ感を出しておくことで、理想の仕上がりに近づけることができます。
3.高保湿タイプのファンデーションを薄塗りで
次はファンデーションです。こちらも高保湿タイプを選びましょう。パウダータイプだとマットな質感になってしまうので、クリームやリキッド、クッションタイプのファンデーションがおすすめです。ただし厚塗りをすると、どのようなファンデーションを使っていても肌の透明感がなくなってしまいます。スポンジでポンポンと押さえながら、少しずつ叩き込んでいきましょう。
4.コンシーラーで肌悩みをカバー
「ファンデーションを薄く塗るだけじゃクマやシミが隠れない!」という場合は、この段階でコンシーラーを使いましょう。気になる部分にだけコンシーラーを乗せて、指の腹やスポンジでポンポンとなじませてくださいね。
5.クリームチークでバラ色の頬に
ツヤ肌を作るためには、チークもツヤのあるものを選ぶことが大切。パウダータイプではなく、クリームタイプのチークを頬に広げて、じゅわっとした血色を表現しましょう。
6.フェイスパウダーをブラシで薄くつける
いよいよ最後、フェイスパウダーを重ねて完了です。ただしフェイスパウダーのつけすぎは絶対に禁物!つけすぎるとマット肌になり、ここまでの苦労が水の泡になってしまいます。大きめのフェイスブラシにほんの少しパウダーを含ませたら、Tゾーンや小鼻や口の周りにだけ、薄く重ねていきましょう。特にツヤ感を出したい頬のてっぺんや眉尻は、パウダーをつけすぎないように気をつけてくださいね。
テカリに見せない!ツヤ肌ベースメイクのポイント
みずみずしさのあるベースメイクが鍵となるツヤ肌メイクですが、ツヤとテカリは紙一重。せっかくこだわったツヤがテカリに見えてしまわないよう、抑えるべきポイントをご紹介します。
スキンケアは水分補給をメインに
ツヤ感を求めると、スキンケアの際、どうしても油分の多いクリームやバームなどを乗せすぎてしまうことがあります。ですが、油分をプラスしすぎてしまうとテカリの原因に繋がってしまうため、水分をしっかりと与えることがポイントです。
フェイスパウダーを部分使いする
普段のベースメイクでも、時間が経つとテカリが気になってしまうことがありますよね。そのようなテカリやすい部分には、初めにしっかりとフェイスパウダーを乗せておきましょう。また、フェイスパウダーでマットな部分を作っておくことで、ベースメイクで仕上げたツヤがより一層引き立ちます。
メリハリを意識する
ツヤ肌に整えても、メリハリが無くてはのっぺりとした印象になりかねません。テカリやすい部分だけでなく、マットに見せたい部分や、ツヤを際立たせたい部分の周囲にもフェイスパウダーを乗せましょう。そうすることでメリハリを付けることができ、崩れにくくもなります。
覚えておきたい!メイク直しでツヤ肌を復活させる方法
ツヤ肌メイクにおいて何より重要なのがベースメイクなので、崩れてしまったらしっかりとメイク直しを行いましょう。
1.ティッシュオフ
まずは皮脂や汗による崩れが気になる部分をティッシュでオフします。ふんわりと顔にティッシュを被せるようにして、優しくオフします。
2.ファンデーションを薄く重ねる
高保湿タイプのファンデーションや、コンシーラーを薄く重ねていきます。厚塗りにならないよう「少しずつ」を意識するようにしましょう。部分的なヨレや崩れにはコンシーラーを使用するのもおすすめ。ペンシルタイプであればより塗りやすく、持ち運びもしやすいですよ。
3.フェイスパウダーでテカリを抑える
テカリによる崩れが気になる部分や、ファンデーションを重ねた部分にフェイスパウダーを乗せます。こちらも塗りすぎには注意。ブラシでふんわりと乗せると、厚塗りを防ぐことが出来ます。
4.ハイライトでツヤを足す
眉山をしっかりと描いたツリ眉や、眉山を下げた困り眉はナチュラルさに欠けてしまいます。
30代ならではのナチュラルな雰囲気を演出するためには、真横に伸びた平行眉がおすすめです。髪の色に近いアイブロウパウダーを選び、自眉を埋めるようにふんわりとぼかしながら眉を描いていきましょう。髪色が明るい場合には、仕上げにライトカラーのアイブロウマスカラを塗って仕上げるのを忘れずに。
おわりに
以上、ツヤ肌を作るベースメイクテクニックをご紹介しました。水のようにうるおった肌を演出して、ワンランク上の女性に変身してみてはいかがでしょうか。