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オウゴン(黄芩/コガネバナの根)

オウゴン(黄芩/コガネバナの根)

- 抗菌、抗炎症をして肌荒れ防止に -

覚えておきたいキーワード

抗菌、抗炎症をしたいときに
コガネバナ(黄金花)の根の外皮を除いて日干ししたものをオウゴンと呼びます。オウゴンは、化粧品では肌荒れ防止として使用されます。近年では抗酸化作用が発見されており、一般的には製薬原料として使われます。

名前

オウゴン(黄芩)

英名

オウゴン:Scutellaria Root(スクテルラリア・ルート)
(コガネバナ:Scutellaria Baicalensis)

別名

コガネバナ:コガネヤナギ

主な作用

抗菌、抗炎症、抗アレルギー、解熱、下痢、腹痛

効能(お悩み)

発熱、下痢、腹痛、アレルギー、肌荒れ、シミ、しわ、たるみ、酸化、ニキビ

利用法

エキス(成分浸出液、成分抽出液)、粉末

化粧品表示名称

オウゴン根エキス

味・香りの特徴

味 :苦いものが良品とされる
香り:無臭

分類

シソ科・タツナミソウ属

主な原産地

ロシア極東、モンゴル、中国北部、朝鮮半島

利用部分

根(コガネバナの根を「オウゴン」と呼ぶ)

種類

多年草

草丈

30~60cm

オウゴンの効果

コガネバナ(黄金)の根を掘り取り、外皮を除いて日干ししたものがオウゴン(黄芩)と呼ばれます。
バイカリン、バイカレン、オウゴニンなどを含み消炎、解熱をはじめ、消化管機能改善、止血、利尿、気分のイライラなどに効果があると言われています。

化粧品では、肌荒れに効果があると言われ、近年では、株式会社ネイチャーズウェイと同志社大学との共同研究により紫外線への防御能力をアップさせる、抗酸化の効果があると証明されています。

オウゴン・コバネバナの歴史

朝鮮半島、中国、モンゴル、東シベリアに分布。徳川吉宗の頃、朝鮮半島から導入され、江戸時代に幕府の薬用植物栽培場であった小石川養生所(現・東京大学小石川植物園)で寛政3年(1791年)8月の記録「温薬草木書留」(おんやくそうもくかきとめ)に「朝鮮の黄芩享保11年(1726年)預り」と記入されていることから、これが日本の栽培の初めと考えられています。

オウゴン・コバネバナの特徴

オウゴン(黄芩/コガネバナの根)

オウゴン(黄芩)は、コガネバナの根であり、内部が黄金色。根を掘り上げ地上部を取り除いて水洗いし、日干しにして半乾きにした後、外皮を除いて再び日干しにして完全に乾燥させたものをオウゴン(黄芩)と呼びます。黄色で長くて質が堅く、苦いものが良質とされています。

オウゴン・コバネバナの花

6~9月頃に咲く唇形の花は紫色で、根の黄金色から生まれた名前であると言われています。

オウゴン・コガネバナの育て方

育てやすく、肥沃な用土に植え、日なたで育てます。葉は2枚対になってなり、ほとんどが無柄で、細かな毛があります。コガネバナの花は薄紫き〜紫色の唇形で、6~9月に咲きます。

コガネバナの根であるオウゴンは春、秋の2回採取できます。根を傷つけないように掘り起こし、日干しにして半乾きにした後、外皮を除いて再び日干しにして完全に乾燥させます。

栽培のワンポイントアドバイス

・自家採種したものはカメムシに食害されていることが多いので予め水選別(水道水に種を入れて浮いた種をネットなどで取り除き、沈んだ種を再度乾燥させる)すると良いです。

・地上部が大きくなるにつれて服でひっかけたり、強風が吹くなどすると枝が裂けるように折れるので、ネットをはるなど対策すると良いです。

・生の根は水分や高湿度で表面が緑色に変色することがあるので、早めに乾燥させましょう。

オウゴン・コガネバナ栽培の年間スケジュール

行動\月

1|2

3|4

5|6

7|8

9|10

11|12

種まき

花期

株分け・植え付け

収穫:花

収穫:葉茎

収穫:根

収穫:種

※花期は1年目7-9月/2年目6-9月が目安

日照

日なた

半日陰

日陰

温度

耐寒

半耐寒

非耐寒

肥沃

普通

痩せ地

水やり

多湿

普通

乾燥

※色分けについて

良好

参考文献:ハーブのすべてが分かる事典、ハーブ&スパイス大事典、改訂版はじめての人でもかんたんハーブの育て方、ハーブ大全、ハーブ&アロマ事典、専門医が教える体にやさしいハーブ生活

オウゴン・コガネバナ栽培の年間スケジュール

行動\月

1|2

3|4

5|6

7|8

9|10

11|12

種まき

花期

株分け・植え付け

収穫:花

収穫:葉茎

収穫:根

収穫:種

※花期は1年目7-9月/2年目6-9月が目安

日照

日なた

半日陰

日陰

温度

耐寒

半耐寒

非耐寒

肥沃

普通

痩せ地

水やり

多湿

普通

乾燥

※色分けについて

良好

ネイチャーズウェイ明野ハーブ農場・山口農場長
ネイチャーズウェイ明野ハーブ農場
山口農場長

山梨県北杜市に栽培面積3,850㎡の無農薬栽培を行う自社農場「明野ハーブ農場」は2013年6月にハーブの「有機JAS認証」を取得しています。
当地は富士山、南アルプス連峰、八ヶ岳連峰に囲まれた茅ヶ岳の南西部、標高800mに位置する丘陵地で、日本一日照時間が長いことで知られています。また昼夜の寒暖の差が大きいため、過酷な環境下でも耐え忍ぶ生命力の高いハーブが育ちます。
自社農場で育てられたハーブの有用性と植物の育成に目を向けて、研究に取り組んでいます。

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