「目元がくすんで見える…」「目元にハリがなくなってきた…」「まぶたがたるんできた気がする…」など、年を重ねるにつれて、目の周りの悩みが大きくなる方も多いのではないでしょうか。目元は皮膚が薄く、とてもデリケートなため、しっかりとケアしてあげることが大切です。今回は、アイクリームの正しい使い方と肌悩み別におすすめのアイクリームをご紹介していきます。ぜひ参考にしてくださいね。
アイクリームとは?どんな役割?
アイクリームとは、目元に使う部分用のクリームのこと。
アイクリームは一般的なクリームと比較すると、目元の悩みに合わせた効果的な成分が入っていることが特徴です。また、使用感もデリケートな目元に心地よく使えるようになっていることがほとんどです。
目元の皮膚は「頬の約3分の1の厚さ」といわれているくらいにとてもデリケート。また、皮脂腺も少ないために乾燥しやすく、乾燥によるダメージを受けやすい箇所でもあります。
目元に乾燥やハリ不足などの悩みを感じた場合は、いつものスキンケアにプラスしてアイクリームを使用するのがおすすめです。
アイクリームの塗り方のポイント・注意点
アイクリームを塗る場所・範囲は?
アイクリームは、悩みの気になりやすい目の下だけでなく、眉上から頬骨あたり、こめかみまでの「ゴーグルゾーン」に塗るのがおすすめです。顔の皮膚は繋がっているので、肌悩みが気になる部分だけでなく、広範囲に塗ることを意識してみてくださいね。
アイクリームを塗る頻度はどれくらい?
アイクリームは、毎日使用することで目の周りに効率的にアプローチできます。朝と夜の両方使用するのがおすすめですが、アイクリームは比較的油分が多いため、朝使うとメイクがヨレやすくなってしまう場合は、夜に念入りにケアしてあげましょう。もしくは、朝はみずみずしいテクスチャーの軽い使用感のアイクリームを使用するなど、使い分けをするのもおすすめです。
アイクリームを塗るタイミングはいつ?
スキンケアの基本としては、「化粧水→美容液→アイクリーム→乳液orクリーム」の順に塗るのがおすすめです。スキンケアは、油分が少ないものから使っていくと肌なじみが良く、肌にとって効率的であるといわれています。アイクリームは油分を多く含むことが多いので、角質層にしっかり浸透させたい化粧水や美容液をきちんとなじませたあとにアイクリームを使用し、最後に乳液やクリームでしっかりフタをします。
スキンケアはアイテムにより使用順が異なる場合もあるので、それぞれ使い方を確認するようにしましょう。
アイクリームを塗る量は?適量はどれくらい?
アイクリームの適量は、「米粒大」が基本です。米粒大は、おおよそ「直径0.5cm」程度の大きさです。
アイクリームは量が少なすぎると摩擦の原因となり、多すぎても肌になじみきりません。アイクリームの効果を十分に発揮させるためにも、適量を守って使用しましょう。商品ごとに適量が違う場合もあるので、必ず説明書きを確認してくださいね。
アイクリームを塗る際の力加減は?
目周りの皮膚はとてもデリケートなため、塗るときも特にやさしく触れるようにすることが大切です。力を入れすぎてしまったり擦ってしまうと、摩擦が生じて乾燥や色素沈着などの原因となってしまいます。
塗るときは指の中でも特に力が入りにくい「薬指」を使用し、やさしくなでるように塗りましょう。
アイクリームはどれくらい継続して使用したらいい?
アイクリームは、基本的には数か月継続して使用するのがおすすめです。個人差はありますが、ハリやうるおい感などの効果を発揮するのは1~3ヵ月程度経ってからです。
スキンケアは継続が何よりも大切。途中で使用をやめたり、量を変えたりせず、適量を毎日使い続けることが美肌への近道です。
アイクリームの正しい&効率的な使い方
ここからは、アイクリームの効果をきちんと発揮させるための、正しい使い方をステップごとに詳しくご紹介します。
1.手で温める
アイクリームは、目元に塗る前に手元で温めておくと、肌にスーッとなじみやすくなります。これは、アイクリームの成分が肌の角質層までより浸透しやすくなるためです。
適量を指に出したら、手のひらなどで温め、しっかり指に馴染ませましょう。
2.まぶた上下に点置きする
アイクリームは、ゴーグルゾーンにムラなく塗り込むことが大切ですが、目の形や二重の線、目尻のシワなどにより塗りムラがでやすいパーツでもあります。そのため、まずはまぶたの上下に3箇所ずつ点置きをするのがおすすめです。こうすることで塗りムラを防ぎつつ、スムーズに塗り広げることができます。
3.薬指の腹でスーッとのばす
点置きしたアイクリームを伸ばすときは、図のように下まぶたの外側から内側、それから上まぶたの内側から外側の順番で、円を描くように塗り広げていくのがおすすめです。
目周りには多くのツボがあるので、マッサージ効果で目元がすっきりとするでしょう。このときも、決して強く擦らず、やさしいタッチで行うようにしてくださいね。
4.目尻はシワを引き上げて塗り込む
目尻のシワがでやすい部分は、図のようにこめかみ辺りを指で斜め上方向に軽くひっぱり上げ、シワを伸ばして塗り込みましょう。細かいシワの折り線部分にもムラなくアイクリームをなじませることができます。
5.ピアノタッチマッサージ
アイクリームがゴーグルゾーン全体にある程度なじみきったら、ピアノを弾くように指先を動かしてやさしくマッサージをしましょう。このとき、爪でまぶたをひっかかないように注意してください。
やさしく叩き込むことでなじませたアイクリームがより密着していき、マッサージ効果で血行促進にも繋がります。血行不良による青クマが気になる方は、是非やってみてください。
6.指の腹全体でやさしくハンドプレスして完了
最後に指の腹をじっくり押し当て、手の体温を感じながらハンドプレスをして完了です。
ネイチャーズウェイおすすめのアイクリーム
ヴェレダ ざくろ ファーミングアイクリーム
目周りの肌を引き締め、すっきりとした目元印象へと導くアイクリーム。
貴重なザクロ種子油(保湿成分)やマカペプチド*1 がハリ不足をじっくりケアし、肌にうるおいを与え、乾燥による小じわを目立たなくします*2。
目周りのエイジングサイン*3が気になる方におすすめです。
*1 加水分解レピジウムメイエニ根(保湿・整肌成分)
*2 効能評価試験済み
*3 ハリ・ツヤ不足
ヴェレダ ワイルドローズ インテンシブアイクリーム
乾燥しがちな目周りをみずみずしくうるおすアイクリーム。
ホホバ種子油*が肌にハリをもたらし、アイブライトエキス*が目周りの敏感な肌をすっきりとなめらかに整えます。軽いテクスチャーなので、朝のアイケアにもおすすめです。
まとめ
デリケートな目元は、乾燥やハリ不足などの肌悩みを感じやすい箇所なので、毎日丁寧にケアして、悩む前に「防ぐ」ことが大切です。
少しでも乾燥を感じやすくなったときには、いつものスキンケアにアイクリームをプラスしてみてください。
「目元の印象は第一印象を左右する」ともいわれるほど視線の集まるパーツだからこそ、アイクリームを使っていきいきとした印象を保っていきましょう!
ネイチャーズウェイ
コンテンツ担当
さくらい
ネイチャーズウェイ
研究開発本部 製品開発チーム
かわむら
化粧品の研究員として10年勤務。現在はネイチャーズウェイにおける様々なブランド製品の研究・開発を担当中。化粧品のことをほぼ知らなかった10年前よりも今の肌が好きで、自宅の洗面台も化粧品で溢れかえっている。私たちが作る自然派化粧品で、10年後に好きな肌だと感じるお手伝いができたら幸いです。