ナチュラグラッセやチャントアチャームなど、数多くのナチュラル・オーガニックコスメをお届けしているネイチャーズウェイ。そんなネイチャーズウェイには、「肌への効果・安全性・環境負荷の軽減」という理念のもとに、原料選びや生産の研究や開発を日々行う、ラボとも呼ばれてる「研究開発チーム」があります。ラボのスタッフより、研究開発の仕事やナチュラル・オーガニックコスメについてお届けする「LABO LETTER(ラボレター)」をお届けいたします。
今回は、いよいよ訪れる夏に向けた「紫外線ケア」についてお話をお伺いしました。
ゴールデンウィークからの紫外線ケア
慌ただしい4月も終わりが見え、ゴールデンウィークが近づいてきました。新しい環境で気疲れしてしまう方も、ここで一息入れリフレッシュしたいですね。
まだ遠出はできなくとも、「暖かくなった日差しを浴びたい!」、「心地よい風を感じるためにちょっとでも外に出たい!」と思っている方も多いはず。しかし、まだ春だから…と油断していると紫外線でダメージを受けてしまいます。(私もうっかり日焼け止めを塗らずに出かけてしまい、真っ赤に日焼けした苦い思い出が…)
紫外線本番が始まる5月!しっかりケアを忘れずに
紫外線は日焼けだけでなく、日焼けによるシミ、そばかすなども引き起こしてしまうことがあるため、日焼け止めで紫外線を防ぐことは非常に大切です。
日焼け止めは汗などで流れてしまうことがあるため、SPFが高いものを1回塗るよりも、SPFが低めのものでもこまめに塗りなおすことがポイントです。
また、紫外線の量は3月ごろから増え始め、5月ごろから夏までピークになってきます。ちょうど服も半袖になったり肌の露出も増えてくる時期なので、ゴールデンウィークからの紫外線ケアは特に念入りに行いましょう。
※UVA…UV-A波。日焼け止めの「PA」はUV-A波を防ぐ効果を表す目安です。
※UVB…UV-B波。日焼け止めの「SPF」はUV-B波を防ぐ効果を表す目安です。
知っておきたい「紫外線吸収剤」について
私たちの肌を紫外線から守ってくれる日焼け止めですが、一部の日焼け止めは「使えない場所」があることをご存知でしょうか?
日焼け止めに配合される成分には「紫外線散乱剤」と「紫外線吸収剤」の2タイプがあります。
ハワイでは、2018年7月にサンゴ礁への有害性が指摘されている「オキシベンゾン」と「オクチノキサート」という「紫外線吸収剤」が含まれる日焼け止めの販売や流通が禁止となる法律が成立しました。
これらの物質は、海水浴客の肌から流れ落ちたり、採水処理施設を通じて海水に流れ込み、サンゴの白化や遺伝子の損傷などを起こして死滅させるためです。現在ではパラオやフロリダ・キーウエスト、カリブ海やメキシコなどの観光名所でも「紫外線吸収剤入り日焼け止め」の使用が禁止となっています。
ネイチャーズウェイの日焼け止めは「紫外線散乱剤」を配合しています。紫外線散乱剤配合の日焼け止めは、紫外線を反射・散乱させることで日焼けを防ぎ、環境への影響をできるだけ少なくした製品です。そのため、海をはじめとしたレジャーや日常のUVケアとしてもお使いいただけます。
ネイチャーズウェイでは、サンゴだけでなく生物や環境にやさしい化粧品開発をモットーに商品づくりを行なっています。肌や環境にやさしい日焼け止め・アフターサンケアで紫外線対策をしっかり行い、楽しいゴールデンウィークを過ごしましょう!
ネイチャーズウェイの日焼け止め
SPF50+ PA++
紫外線やブルーライト*から肌をまもるだけでなく、うるおうことで毛穴の目立たない肌に導くUVミルク。
* 第三者機関実施試験結果より
SPF38 PA++
1年通して心地よく肌を守る、オーガニックの日焼け止め。植物オイルと植物エキスの保湿効果で1日中潤いが続きます。肌への心地よさにこだわり、生後1ヶ月の赤ちゃんでも使用できます*。
*使用テスト済。全ての人に皮膚刺激が起こらないというわけではありません。
SPF50+ PA+++
地肌にダメージを与える「紫外線」「ブルーライト*1」「近赤外線*1」から肌を守りながら、植物の力で角質細胞内までうるおいで満たし、日焼けしにくい肌へ*2。
*1 第三者機関実施試験結果より
*2 日焼け止め、メイクアップによる効果
バイオラブ クレム アンティソレイユ 【日やけ止めクリーム】
SPF36 PA++
紫外線から肌を守り、健やかに保つ。スキンケアUVクリーム。艶のある質感が、肌をなめらかに見せ健やかなスキンベースを保ちます。
開発員紹介
研究開発本部 機能開発チーム
西坂裕介
ヴェレダのホワイトバーチボディウォッシュの使用感と香りに感動し、自分が受けたその感動以上のものを与えられるような製品を開発したいと思い、ネイチャーズウェイへ入社。処方開発業務を経て、現在は新たな機能や効果をもつ天然由来成分の探索や、製品の効果効能を調べる業務に従事する。