パッと明るく血色感はありつつも、透き通るように白い素肌には誰もが憧れるものです。そんな魅力的な肌をゲットするためには、自分の肌タイプにあったベースメイクが必須。 化粧下地やファンデーション選びはもちろん、チークやハイライトなどのアイテムも肌に似合うものを選ぶことで、よりメイクを美しく仕上げることができるのです。
そこで今回は、寒色系やパステルカラーが似合い、肌が白くうっすらと青みがかった肌色が特徴的な「ブルーベース」の方に向けて、魅力的な肌に見せるメイク方法や似合うカラーをご紹介いたします。素肌を活かしたメイクで、さらに魅力をアップさせていきましょう。
ブルーベース肌の特徴とは?
ブルーベース肌の特徴は、うっすら青みがかかったような肌の人を指します。茶色よりは黒が、アクセサリーはゴールドよりはシルバーが似合う方が多いと言われています。また、目の色や髪は真っ黒に近い色の方が多く、黒髪でも重く見えない透明感のある雰囲気が特徴です。
このタイプの方は、透明感があるため、厚塗りや重ねすぎのメイクはNG。 素肌を活かした薄付きメイクが肌をキレイに見せるためのポイントです。また、近頃のトレンドでもある濡れ感を出したツヤ肌メイクも、ブルーベースの方にぴったり。清楚な雰囲気を醸し出しながらも、大人の女性ならではの上品な魅力を醸し出してくれます。
ブルーベース肌に似合うベースメイクのカラーは?
ベースメイクのカギを握る化粧下地やファンデーションを選ぶときには、まずカラー選びから始まりますが、ブルーベース肌の方は「ピンクオークル系」をチョイスしましょう。
透明度の高いブルーベースの肌にピンクオークル系の化粧下地やファンデーションを使用することによって、血色感をプラスし健康的な印象をアップさせることができます。化粧下地にはパール感のあるものを選ぶと、より透明感やツヤ感が演出でき、上品なツヤ肌へと導きます。
また、ブルーベース肌の良さを引き出して活かすためには、素肌感のあるベースメイクがマストです。そこで活躍してくれるのが、リキッドタイプのファンデーション。 額と両頬、顎、鼻の頭の5点にリキッドファンデーションを置き、顔の内側から外側に広げるようにしてうっすらと伸ばしましょう。仕上げには、プレストパウダーやルースパウダーをブラシにとってサッと塗り、テカリやメイク崩れを予防します。
ブルーベース肌に合うアイメイクのカラー
上記も少し触れていますが、ブルーベース肌に似合う色は、さっぱりとした寒色系やパステルカラー、モノトーンです。
寒色系のシャドウの色として、少し青みのかかったグリーンやココアブラウン、パープル、ビビットなピンクなどが似合います。また、ブルーベースに似合うパステル系のアイシャドウカラーは、ラベンダーピンクや、シャーベットオレンジなど少し冷たい印象のパステルカラーをチョイスするのがおすすめです。
少しゴージャスに仕上げたいというときには、ラメやシャイニーカラーが活躍しますが、ゴールドよりもシルバーのほうがブルーベース肌によく映えます。ポップで明るいカラーではありませんが、寒色系やパステルカラー、モノトーンなどのカラーは、ブルーベース肌ならではの透明感を引き立ててくれるのです。
チークやリップのカラーチョイスにも注目を
ブルーベース肌の方におすすめのチークやリップカラーは、アイシャドウの色調と同じく青みのあるカラーを選ぶのがおすすめ。同じピンクでも青みのかかったロースピンク、ビビッドピンク、パステルピンク、ラベンダーピンクなど寒色系の色が似合います。
ベージュやオレンジのような温かみのある色をつけたい場合は、ピンクベージュやビビッドオレンジなど、青みが混ざったものを選ぶと失敗しません。
また、メイク全体をスッキリとまとめるためには、チークとリップを同系色にするのもポイントの1つ。チークとリップを新しくそろえるときには、2つのアイテムを同時に購入するといいでしょう。
ブルーベース肌におすすめのヘアカラー
一度変えるとなかなか気軽に変えることのできないヘアカラーも、パーソナルカラーをベースに探してみるのもいいかもしれません。
ブルーベースの肌の方は、基本的に黒髪が似合います。カラーをしたい場合は、同じく寒色系のヘアカラーを選ぶことをおすすめします。ブラウンでも温かみのあるブランではなく、グレージュやココアブラウンのような青みのある色を選ぶといいでしょう。また、落ち着いたヘアーカラーにアッシュを少し取り入れると、透明感を出しやすく、周りと差をつけられます。
トレンドのヘアカラーを楽しみたい時は、ロースピンクやバイオレットのような青みのある寒色系の色を選ぶと、顔をぐっと明るくみせてくれるのでおすすめのです。また、明るいカラーにチャレンジしたい方は、黄色みのないアッシュやシルバー、グレーがかかったヘアカラーを選ぶと外国人風のおしゃれに仕上げることができます。
もちろん好きなカラーをとらえることも大事ですが、パーソナルカラーを取り入れることでぐんと垢抜けた印象になるので、美容師さんと相談しながらブルーベースの魅力を最大限引き出せるようなヘアカラーに挑戦してみるのも楽しみが広がりますね。
おわりに
欧米人に多いといわれているブルーベース肌。肌が白く見えることはもちろんですが、柔らかく女性らしい魅力も兼ね備えています。 しかし、せっかく魅力的なブルーベース肌を持っていても、メイク方法が肌に合っていなければそれは宝の持ちぐされ。自身の肌にはどんなメイクが似合うのか、どんなカラーが最適なのかを見つけて、人から憧れられるような自信あふれる素肌を目指しましょう。