夏の間、浴び続けている強い紫外線。日焼け止めや日傘でしっかり紫外線対策をしているのに気づけばくっきり日焼け跡がついたり、赤くヒリヒリしたりすることってありますよね?この「日焼けの悩み」は肌タイプによって様々です。
一日同じように紫外線を浴びても、黒くなる人と赤くヒリヒリする人がいます。これは肌のメラニン産生力の違いによるものです。そのため、黒くなる人、赤くなる人では日焼け後の適切なケア方法も違ってきます。
自分の肌に合ったケアを今すぐチェックして、夏に蓄積したダメージをいたわってあげましょう!
あなたはどっち?黒くなる人、赤くなる人
早速、自分の紫外線に対する肌タイプをチェックしてみましょう。
海や山で一日中紫外線を浴びるとどうなる?
A. あまり赤くならずに黒くなる
B. 赤くなり、元に戻る
日焼け直後の肌状態は?
A. やや赤くなった後、黒くなる
B. 赤くなり、ヒリヒリする
ひと夏終わったときの肌色は?
A. しっかり日焼けしている
B. ほんのり日焼けしている程度
Aが多かった方は「黒くなる人」、Bが多かった方は「赤くなる人」です。それではここからは「黒くなる人」、「赤くなる人」それぞれ肌でどのような紫外線ダメージを受けているのか詳しく紹介していきます。
「黒くなる人」はくすみに注意!
日焼けして黒くなる人はメラニンを作る力が高い肌です。メラニンは肌の細胞を傘のように覆い、細胞の中心部にある核を紫外線からしっかり守ってくれます。これにより、肌の炎症やシワ、たるみなどの光老化が起こりにくいタイプです。
しかし、メラニンがたくさん作られるため、黒い肌色が定着しやすく、くすみやごわつきが気になりやすくなります。
「黒くなる人」の日焼け後ケアは?
日焼けして黒くなった肌はメラニンが作り続けられている状態です。黒い肌色やくすみを定着させないためにはメラニンの排出と還元がポイントです。メラニンを含む古い角質の排出を促すために、肌のターンオーバーを整えるケアとメラニンの還元作用があるビタミンCを意識的に食事で摂取するようにしましょう。
「赤くなる人」はシワ、たるみに注意!
紫外線を浴びるとヒリヒリ赤くなる人はメラニンを作る力が弱い肌です。細胞を守る働きのあるメラニンを作る力が弱いため、紫外線防御力が低く、ダメージを受けやすいタイプです。黒く日焼けしにくいものの炎症を起こしやすく、日々少しずつ紫外線ダメージが蓄積し将来的にシワ、たるみなどの光老化につながりやすくなります。
「赤くなる人」の日焼け後ケアは?
ヒリヒリ赤くほてった肌は段階を追ったお手入れがポイントです。
まずはほてりを鎮静すること。軽いやけどと同じ状態なのでほてっているときに積極的なケアを行うと、刺激となって炎症を悪化させてしまう可能性があります。保冷剤やひんやりする化粧品で肌を冷やしましょう。
ほてりが落ち着いたら、皮脂膜効果のある乳液やクリームでしっかり保湿をして、肌を保護してあげしょう。このときは、炎症が起こって傷んだ肌の刺激にならないよう、シンプルステップのケアがおすすめです。
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ネイチャーズウェイ
研究開発本部 製品開発チーム
おおえ
自然化粧品の考え方に共感し、自分もその一端を担いたいという思いからネイチャーズウェイに入社。入社以来処方開発業務に従事し、スキンケア・メイクアップ・ヘアケア製品と幅広く商品開発を担当している。