
日焼け止めのSPFとPAとは?自分にあった日焼け止めの選び方
2024.06.22
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■紫外線の種類
太陽から降り注ぐ紫外線は、UV-A・UV-B・UV-Cと3種類あります。この3つの違いは波長の長さです。

UV-A
3種類の中で一番波長が長く、 地表に降り注ぐ紫外線の約9割がUV-Aです。雲やガラス、車の窓や日陰などにも降り注ぐ紫外線です。 浴びてすぐ炎症が起こることは少ないのですが、波長が長いため肌の真皮層まで到達し、真皮層に存在するコラーゲンやエラスチンに影響をあたえ、それにより肌のたるみやシワなどを引き起こします。
UV-B
大部分が大気層(オゾンなど)で吸収される、UV-Aより波長が短い紫外線です。波長が短いので、ガラスは透過せず室内には届きません。UV-Bは皮膚の浅い部分である表皮にダメージを与えるのが特徴です。そのため ヒリヒリする火傷のような状態を引き起こします。さらに、メラノサイトを活性化することでメラニン色素が生成されます。
ーメラニン色素の役割、シミができる原因
メラニン色素はシミやソバカスの原因ともなることから、悪者のイメージがありますが、実際は私たちの髪や肌、眼球の色などに関係する色素のことです。
それだけでなく、メラニン色素は紫外線から肌を守る重要な役割を果たしています。メラニンはメラノサイトという色素細胞の中で作られますが、紫外線を浴びると細胞の上に集合し、肌を紫外線から守る日傘のような役割をしてくれます。
そんな肌に欠かせないメラニンは、通常は肌のターンオーバーにより排出されますが、ターンオーバーが乱れてしまうことで排出されるはずだったメラニンが皮膚に溜まってしまい、一部が黒くみえることがあります。これがシミ・ソバカスの正体です。
UV-C
波長が最も短く、人体に大きな影響を与えますが、大気層(オゾンなど)で吸収されるため地球上までは届かない紫外線です。
天気に関係なく日焼け対策を
外出時には、私たちの人体へ影響のある【UV-A】と【UV-B】から肌をしっかりと守ることが大切です。晴れている日はもちろんですが、 曇っている日でもUV-Aは晴れている日と同等レベルで降り注いでいるといわれています。
■SPFとPAの違い

UVケアアイテムに必ず記載されているSPFとPAですが、それぞれ役割が違います。それぞれの役割と共に、表記の後に続いている数値の意味を解説します。
SPFとは
SPFは「Sun Protection Factor」の略で、日本語で紫外線防御効果を意味し、肌が赤くなる日焼けの原因となるUV-Bをブロックする働きがあります。 SPFの後に記載されている数値は「1〜50+」まであり、この数値はUV-Bをブロックする量ではなく、UV-Bをブロックする時間のことを示しています。この時間は、1単位を20分として計算します。 たとえば「SPF30」の場合は、「20分×30=約600分」となるので、約10時間UV-Bをブロックします。現在の日本で許可されているSPF最高値は50+で、「SFP50」又は50より優位に高い数値を「SPF50+」と表示します。 SPF50の場合は「約20分×50=約1000分(16.6時間)」と、朝から夕方までブロックすることができます。 しかし、汗などによって日焼け止めが落ちてしまうこともあるため、UVアイテムの塗り直しや、UV機能を持つファンデーションなどを塗り直すことが大切です。 また、UV-Bはガラスを透過せず室内には到達しない紫外線のため、ライフスタイルやシーン別に応じてSPF値を選ぶこともおすすめです。
- ≪シーン別SPF値の選び方≫
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【SPF10〜20】室内にいる、又は通勤や通学、買い物などの日常生活
【SPF30〜40】軽いスポーツやキャンプなどのレジャー活動
【SPF30〜40】軽いスポーツやキャンプなどのレジャー活動
PAとは
PAとは「Protection Grade of UVA」の略で、その名の通りUV-Aを防ぐ働きを持ちます。効果の度合いは数値ではなく「+」で表示します。PAのあとの「+」が増えることでUV-Aをブロックする効果の度合いを表します。 日本の最大表記は「++++」(フォープラス)となります。 UV-Aは室内にも降り注ぎ、肌の真皮層にも影響を与える紫外線のため、外出予定がないときでも環境によってPAの高さを選ぶことがおすすめです。
- ≪シーン別SPF値の選び方≫
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【PA+】外出予定がなく、窓の少ない環境での日常
【PA++】通勤や通学、買い物などの日常生活
【PA+++】窓の多い室内、外出やレジャーなど
【PA++++】マリンスポーツや炎天下での作業
■肌に心地よいUVアイテム

最近ではスキンケアやメイク用品にSPFやPAがあるものも多くなりました。 しかし、 紫外線による影響を受けるのは顔だけでなく全身となるため、肌が露出している部分はできるだけUV対策をするのがおすすめです。 また、ハワイ州では「紫外線吸収剤はサンゴ礁の白化を引き起こす原因になっている」という研究結果のもと、紫外線吸収剤を使用したUVアイテムの使用が禁止されています。海やキャンプといった自然の中で過ごすレジャーでは環境にも配慮したアイテム選びをしたいものです。
家族で全身使える紫外線吸収剤不使用のUVアイテム

UVミルク
100mL
¥3,410税込
紫外線だけでなくブルーライト*1までブロック。
敏感肌対象パッチテスト*2・幼児使用試験済み*3のため、家族全員で使用できる全身用UVアイテムです。ヒマワリ根エキス(保湿)や植物性セラミド*4配合で乾燥による肌荒れを防ぎ、乾燥による毛穴が目立たない綺麗な印象の素肌に導きます。
・SPF50+ PA++
*1第三者機関実施試験結果により
*2敏感肌対象パッチテスト済み(すべての方に皮膚刺激が起こらないというわけではありません。)
*3幼児使用試験済み(生後1ヶ月の赤ちゃんからご使用いただけます。すべての方に皮膚刺激が起こらないというわけではありません。)
■まとめ

暑い季節に気になる紫外線ですが、肌への影響を考えると1年通してケアをしたいもの。
私達の生活に欠かせない紫外線と上手に付き合うためにも、SPF値とPA値の意味を知り、自身のライフスタイルにあったUVケアアイテムを選んでみてはいかがでしょうか。
ネイチャーズウェイオンラインショップでは、UVケア効果を持つメイクアイテムもありますので、是非あわせてご覧ください。

監修者
ネイチャーズウェイ
研究開発本部 製品開発チーム
おおえ
自然化粧品の考え方に共感し、自分もその一端を担いたいという思いからネイチャーズウェイに入社。入社以来処方開発業務に従事し、スキンケア・メイクアップ・ヘアケア製品と幅広く商品開発を担当している。

執筆者
ネイチャーズウェイ
コンテンツチーム
てらもと
理容師、エステインストラクターを経て、長年愛用していたナチュラグラッセを製造・販売するネイチャーズウェイに入社。現在、SNS等オンラインにて魅力発信を担当。趣味は登山と日本舞踊。