ネイチャーズウェイの製品には、自社農場にて栽培したハーブが使われていることをご存じですか?農場の様子やスタッフのこと、ハーブ栽培の現場の雰囲気をもっと知ってもらうために、農場で働くスタッフから「農場だより」をお届けいたします。
東京ビッグサイトのイベントに参加しました!
2024年1月17日~19日の3日間、東京ビッグサイトで開催している【化粧品開発展】にグループ会社であるハーブラボ(オーガニック化粧品OEMメーカー)が出店致しました。
今回は開発チームとして全面バックアップすべく、農場を飛び出し3日間参加しました。
自社製品には農場で収穫したハーブから抽出したエキスをすでに配合していますが、今回初めて外部の方へご紹介するので気分も高まります。せっかく参加するなら農場っぽい格好で、でもちょっとイメージ良く。ということでいつもの農場作業スタイルにエプロンを装着です。
エプロンのポケットにiPadを入れていたのでいつも以上にお腹がぽっこり(^_^;)
ブースには自社農場のハーブから抽出した植物エキスやドライハーブを並べ、目と香り両方から楽しんで頂けるブースに。お越し頂いたお客様にハーブやエキスの特長、エピソードなどを織り交ぜながらお話しさせていただきました。普段大切に育てているハーブの魅力を直接伝える機会はなかなかないので、つい熱が入ってしまいました!その他にも以前担当していた業務のお取引先様と偶然お会いしたりと、忙しい中にもほっこりするひと時もあり、あっという間の3日間でした。
まるで岩?展示会前日は大きな石に悪戦苦闘!
展示会前日は農場の畑に埋まっていた80cmを超える石(もはや岩?)を1日がかりで掘り出していました。種まきをする春を迎える前に畑の石などを撤去する作業は毎年かかかせませんが、ここまでの大きい石はなかなか珍しいです。農場慣れしているとはいえさすがに疲労が拭えません。
こんな時は農場の一角で育てたクエン酸たっぷりの「ローゼル(英: Roselle、学名: Hibiscus sabdariffa)」を濃いめに出したHotハーブティーが体を癒してくれます。
ちょっと濃いめに出しすぎてしまい、梅干し以上に酸っぱかったです(うれし泣き)
酸っぱいローゼルティーのおかげで翌日の展示会は元気に迎える事ができた気がします!「最近ちょっと疲れている・・」「酸っぱいものが大好き!」そんな方はぜひローゼルティーがオススメです◎
ネイチャーズウェイ自社農場「明野ハーブ農場」について
明野ハーブ農場は、山梨県北杜(ほくと)市にある栽培面積3,850㎡の有機栽培を行う自社農場。明野ハーブ農場がある土地は富士山、南アルプス連峰、八ヶ岳連峰に囲まれた茅ヶ岳の南西部、標高800mに位置する丘陵地で、日本一日照時間が長いことで知られています。また昼夜の寒暖の差が大きいため、過酷な環境下でも耐え忍ぶ生命力の高いハーブが育ちます。
農場では、全20種類のハーブを栽培し、製品の原料としても使われています。
▲農場で栽培しているハーブの一部です
■国が認めた「有機JAS認証」を取得
さらに、明野ハーブ農場では、2012年より「有機JAS認証」を取得しています。
<有機JAS認証とは?>
有機JASとは、2000年に改正された日本農林規格(JAS)によって、有機農産物などの表示を認証したもの。 認証は該当物資の生産方法の確認に始まり、製造工程、流通方法、商品の保管・管理とその責任者の制定に至るまで細かく設定され、そして認定検査官の事前審査とオーガニックに関する講習を修了して認定となります。
<取得条件>
・最低でも3年以上は土壌に農薬を使用していない
・有機肥料であっても化学成分や重金属が含まれていないものを使用する
・土壌の性質に由来する自然循環機能の維持増進を図る
・環境・衛生管理の整備(外部からの異物流入や混入も防止)
・上記に関する管理プログラムの制定とその実施
・上記に付帯する全ての事項に関する第三者認定機関による検査および年次更新の審査
日本ではオーガニックコスメに関する法的定義が存在しないのが現状ですが、食品分野においては世界各国ともに法的な規制のもと厳格な定義があり、日本では「有機JAS」がこれにあたります。つまり、有機JAS認証を受けたハーブは、国が認めた公的な有機(オーガニック)農産物だと言えるのです。
スタッフ紹介
開発調査室
山口 浩
高校・大学で農業を学び、卒業後他業種に就職するもハーブの香りが忘れられず、ハーブに関われる植物化粧品を扱うネイチャーズウェイに入社。自社のハーブ農場も開園し、ハーブに囲まれ、ハーブに向き合い、ハーブ三昧な日々を送っています。