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【ハーブ辞典】大豆

私達の食卓でも馴染みのある大豆。 大豆はさまざまな食品や調味料として使われるだけでなく、肌への美容効果も高く古くから化粧品などに使用されてきました。今回は食べて良し、肌に良し、そんな大豆の魅力について深掘りしていきます。

TOPICS

大豆とは?

英名:Soybean
和名:大豆
学名:Glycine max 
植物分類:マメ科ダイズ属
花言葉:「可能性は無限大」「必ず来る幸せ」

大豆の特徴

大豆は「畑のお肉」と称されるほど、たんぱく質と脂質が豊富な植物です。大豆には様々な種類があり、日本だけでも300種類以上あります。
日本に入ってきたのは約2000年前で、弥生時代に原産地である中国から朝鮮半島を通じて入ってきたと言われています。日本で栽培が始まったのは鎌倉時代以降。その頃は仏教が広く普及しており、その影響で肉食が禁止されていたため、多くの日本人が大豆製品から必要なたんぱく源を得ていました。
肉を食べなくても日本人が頑健な身体を維持できたのは、大豆を食べていたためだと言われています。

大豆と枝豆は同じ

枝豆と大豆は、見た目は異なりますが同じ野菜というのはご存知でしたか?マメ科である大豆は、一年草の草本です。開花時期は4月〜6月頃で、白色や紫色の花を咲かせます。1株に約100個以上の花が咲きますが、実になるのは20~30個程度。大豆の収穫は10月ごろですが、枝豆はそれより早い7月〜8月に収穫をします。大豆の実が熟す前に収穫し、枝が付いた状態で食べられていたことから、「枝豆」と呼ばれています。

大豆の歴史・エピソード

‐大豆が節分に使われる理由

日本で「大豆」と聞くと節分を思い浮かべる方も多いかと思います。節分(2月3日)には、「鬼は外、福は内」と言いながら大豆を撒きます。なぜ大豆を撒くのかというと、日本では、古くから米、麦、ひえ、あわ、大豆には ” 穀霊 ” と呼ばれる精霊が宿っていると考えられていました。 その中でも大豆は粒が大きいため、より多くの精霊が宿り、鬼や邪気を払うのに最適だと考えられました。豆まきをしたあと、豆を食べることを「年取り豆」といい、 ” 穀霊 ” が宿り、栄養素の高い大豆を食べることで1年の健康と厄除けを願う意味があると考えられています。

大豆の効果・効能

<大豆に期待できる効果>
・認知症の予防
・更年期症状の改善
・血中コレステロールの低下
・肥満改善効果
・美肌効果

<大豆に含まれる栄養素>
・たんぱく質
・脂質
・炭水化物
・ビタミン
・ミネラル

大豆は「畑のお肉」だけでなく、ビタミン・ミネラルが豊富で栄養価の高いことから「天然のサプリメント」、女性ホルモン(エストロゲン)によく似た構造を持つイソフラボンを多く含むことから「植物エストロゲン」など様々な異名を持ちます。
大豆は世界でも注目される健康食品であり、日本食が良い理由は「大豆を食べるから」と言われるほど、私たちの身体に良い作用が期待できる成分を多く含みます。

身体へ期待できる大豆の効果

大豆のタンパク質には血中コレステロールを低下させる作用・肥満改善効果といった生理的な機能もそなわっていると言われます。
また大豆の脂質には、不飽和脂肪酸の「リノール酸」「αーリノレン酸」が多く含まれています。不飽和脂肪酸は血中のコレステロールを下げる、血圧を下げる、動脈硬化や血栓の予防などさまざまな作用がありますが、体内では作ることができないためため、食事やサプリメントなどで摂取する必要がある必須脂肪酸です。

‐肌へ期待できる大豆の効果

大豆に含まれるイソフラボンは、女性ホルモンである「エストロゲン」と化学構造が似ていることで知られています。 「エストロゲン」は肌の真皮層に存在する「線維芽細胞」を活性化させる作用があります。 「線維芽細胞」はコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などを作り出す細胞であり、その活性スイッチを入れてくれるのがエストロゲンです。 「エストロゲン」はもともと人間の体内で分泌されるホルモンですが、思春期をピークに加齢と共に減少していくため、「線維芽細胞」が衰え、乾燥やシワ、ハリ不足などのトラブルを感じるようになります。 大豆に含まれるイソフラボンは、そんな線維芽細の活動に欠かせない「エストロゲン」と同じ働きを持つため、肌のハリやうるおい、髪のツヤなど嬉しい効果をもたらしてくれると言われています。

大豆の楽しみ方

ここからは、大豆の活用方法をご紹介します。 手軽に日々のライフスタイルに取り入れることができるので、是非ぜひ参考にしてみてくださいね。

食べて楽しむ

日本人には馴染みのある大豆ですが、料理だけじゃなく、ドリンクや調味料など加工技術によって様々な方法で摂取することことができます。大豆に含まれる「大豆イソフラボン」は前途で記載した通り「エストロゲン」と似た構造を持つためため、肌や髪に嬉しい効果をもたらしてくれます。1日75〜100gを目安に大豆を摂取するのがオススメです。

【イソフラボン量目安】
納豆1パック・・・35.55 mg
豆腐1/2丁・・・・38.1 mg
味噌汁1杯・・・・6.02 mg
豆乳200m・・・・28mg

毎日のスキンケア・ボディケアに

大豆は身体と肌に良い効果があるだけでなく、美味しく摂取できる天然のサプリメント。 是非生活に取り入れてみてください。 ネイチャーズウェイの製品の中にも、大豆を配合したコスメがあります。是非併せてチェックしてみてくださいね
執筆者_寺本さん
執筆者

ネイチャーズウェイ
コンテンツ担当

てらもと

理容師、エステインストラクターを経て、長年愛用していたナチュラグラッセを製造・販売するネイチャーズウェイに入社。現在、YoutubeやSNS等オンラインにて魅力発信を担当。趣味は登山と日本舞踊。

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日本のオーガニックコスメのパイオニア*であるNature’s Way(ネイチャーズウェイ)が運営する公式通販サイト。
ネイチャーズウェイの製品は日本で作る、日本人の肌にあった自然化粧品、オーガニックコスメを目指して研究開発しています。山梨県北杜市には「有機JAS認証」を取得したオーガニック原料のハーブを育てる自社農場も保有しています。またオーガニックコスメとして歴史のある海外ブランド「WELEDA(ヴェレダ)」「DR.BRONNER’S(ドクターブロナー)」の正規輸入代理店として日本のお客様へ広くブランドをお届けする活動を実施しています。
わたし達は「自然との融和による美と健康の創造」をモットーに、豊かな自然の恵みと、関係するすべての方への感謝を忘れず、サステナブルな調達、及び生産を行い、自然化粧品の本来の価値を追求し続けます。
*TPCマーケティングリサーチ株式会社調べ ※日本化粧品工業連合会所属企業対象

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