顔の皮脂を抑える方法を徹底解説!原因や放置した場合に考えられるトラブルも紹介

【テカリ防止】皮脂を抑える方法とおすすめベースメイク

化粧崩れの原因のひとつが肌の「テカリ」。テカリは、過剰に分泌される皮脂によって起こります。一日中サラサラな肌をキープするために、皮脂を抑える対策方法とおすすめのベースメイクをご紹介します。

TOPICS

皮脂が過剰に分泌される原因は?

健康な肌は、水分と油分のバランスがとれた状態となっていますが、様々な原因が重なりあうことで、皮脂が過剰分泌されてしまいます。

皮脂が過剰分泌される原因となる7つのポイントについて詳しく解説します。

肌の乾燥

皮脂の過剰分泌と肌の乾燥は一見関係なさそうですが、実は肌が乾燥していると、肌自身がうるおいを補おうとして皮脂を過剰に分泌してしまいます。乾燥した状態が続くと、皮膚の水分バランスが崩れてしまうため、肌内部は乾燥しているのに皮脂が過剰に分泌されて部分的に肌の表面でベタつきが起こる「インナードライ肌」になってしまいます。
肌のベタつきが気になるのに、つっぱり感もあるときは特に要注意です。

生活習慣の乱れ

睡眠不足や不規則な生活も、皮脂の分泌を過剰に促進させる原因となってしまいます。生活リズムが乱れると、睡眠時のホルモン分泌量が減ってしまいます。

ついつい夜更かししてしまったり、生活リズムが整っていないという方は、この機会に見直してみると良いかもしれませんね。

食生活の乱れ

栄養バランスが悪い食事も、肌の水分バランスが崩れる原因となります。特に揚げ物や甘いものなど、糖分・脂質が高い食べ物には要注意です。消化しきれなかった糖分・脂質が皮脂として排出されるため、肌がベタつく原因となってしまいます。

野菜やフルーツなどのビタミンが豊富な食材や、魚やナッツなどの良質なタンパク質と脂質をバランス良く含む食材などを取り入れるのがオススメです。

ストレス

ストレスが溜まるとホルモンバランスにも影響を与えてしまいます。ストレスが溜まると男性ホルモンの分泌量が増え、皮脂の分泌量が増えやすくなるといわれています。また、ホルモンバランスが乱れると、自律神経も乱れやすくなってしまうため、ニキビなどの肌トラブルの原因にもなってしまうでしょう。

適度な運動やリラックス&リフレッシュの時間をとり、ストレスを溜めないよう自律神経を整えて過ごすことが重要です。

洗顔のやりすぎ

皮脂が多いと、洗顔で皮脂を流したくなるかもしれませんが、洗顔を頻繁に行いすぎると、必要な皮脂まで洗い流してしまい、結果的に肌が乾燥してしまいます。 汚れた皮脂を落とすのは良いことですが、皮脂を落としすぎると肌のバリア機能が弱まってしまうのです。

その結果、肌はバリア機能を取り戻すために、さらに皮脂を分泌してしまい、悪循環に陥ります。ベタつきが気になるときでも、なるべく洗顔は朝晩の2回だけにするようにしましょう。

間違ったスキンケア

スキンケアの基本は「汚れを落とし、保湿すること」ですが、いずれかのスキンケアの方法を間違えると、肌のバリア機能が低下し、皮脂の過剰分泌を引き起こしてしまいます。

たとえば、肌の汚れやメイクを落とすクレンジング時に必要以上に洗浄力のあるものを使ったり、ゆっくり時間をかけすぎたりすると、肌の乾燥を招いて皮脂の過剰分泌に繋がります。また、肌をこすりながら洗顔や保湿ケアをするのもNGです。

ホルモンバランスの乱れ

生理前や思春期、更年期などのホルモンバランスが乱れやすい時期には、特に皮脂の分泌量が増えやすいといわれています。これらの体調が原因で起こるホルモンバランスの乱れはすぐに自力で改善することは難しいですが、お酒やタバコを控えたり、食生活の改善を試みたりすることはとても大切です。
イソフラボンを含む大豆や豆腐などの食材を積極的に摂ることも、ホルモンバランスの改善に繋がります。

皮脂の過剰分泌が原因で起こるトラブル

皮脂の過剰分泌は、様々な肌トラブルの原因となります。

トラブルの例を4つご紹介します。

ニキビ・吹き出物

過剰な皮脂分泌は、毛穴の詰まりを招きます。毛穴が詰まるとアクネ菌などの雑菌が増殖しやすく、ニキビや吹き出物ができやすくなります。また、バリア機能が弱っているとニキビや吹き出物が悪化しやすく、痛みのある赤ニキビや膿をもった黄色ニキビになってしまうことも。

ニキビや吹き出物ができてしまった場合は、適切な方法で早めに対処してあげましょう。

顔のテカリ

顔がテカテカしてしまうのも皮脂の過剰分泌が原因です。汗をかいていないのに顔全体がテカっている状態では、前髪や顔まわりの髪の毛がくっついてしまい、清潔感も失われてしまいます。特に額から鼻までのTゾーンや顎、小鼻まわりなどがテカリやすいポイントです。

化粧崩れ

朝しっかりベースメイクをしても、皮脂が過剰に分泌されるとすぐにメイクが崩れてしまいます。ファンデーションが浮いてみえたり、アイメイクやアイブロウがにじんで落ちてしまうのは、皮脂の過剰分泌が原因です。
特に暑い夏などは、汗も加わりより崩れやすくなってしまいます。

毛穴トラブル

ニキビや吹き出物ができなくても、皮脂が毛穴に詰まることで毛穴の黒ずみや詰まりが起こり、特に鼻や顎のざらつきが気になることも。正しいスキンケア方法で肌の汚れやメイク、余分な皮脂を落とし、しっかり保湿することで毛穴トラブルを防ぐことができます。

皮脂を抑えるメイクやスキンケアの方法・ポイント

皮脂の分泌量を抑えるためには、毎日行うメイクやスキンケアが重要になります。
ここからは、皮脂のバランスを正常に保つためのメイク・スキンケアの方法やポイント、コツをご紹介します。

テカリを防止する成分が配合されたアイテムを選ぶ

パウダーなどのベースメイクアイテムは、皮脂や汗を吸着しながらサラサラな肌をキープする成分が配合されているものがおすすめです。

たとえば、小さな空洞がたくさんあるミネラル「シリカ」や、お米をキメ細かく粉砕した「コメ粉」は、肌表面にある余分な皮脂を吸着してくれます。また、天然のシルクコットンツリーから取れた繊維を粉末にした「カポック繊維」は、余分な皮脂を吸着したうえで、快適な肌状態を保つ手助けをしてくれます。

油分の多いファンデーションは使用しない

油分を多く含んだファンデーションをテカリが気になるときに使用すると、皮脂と混ざり合って肌から浮いてしまい、化粧が崩れやすくなります。
こっくりとしたテクスチャーのファンデーションは避け、適度に保湿効果もありながら、軽やかに肌に密着するタイプのファンデーションを使用しましょう。
インナードライ肌の方はみずみずしいテクスチャーのリキッドファンデーション、オイリー肌の方はパウダータイプのファンデーションが特におすすめです。

ベースメイクを薄づきにする

ベースメイクを厚塗りするのも、重ねたベースメイクの成分が皮脂と混ざり合うことで化粧崩れの原因になってしまいます。できるだけナチュラルで薄づきのベースメイクを心がけることで、肌のベタつきを軽減し、テカリを防ぐことができます。

特に、テカリやすいTゾーンなどには、最後に軽くのせる程度にとどめるのがおすすめ。ファンデーションの後にはフェイスパウダーを顔全体にのせることで、化粧崩れを防いでメイク仕立ての美しい仕上がりを保つことができるでしょう。

保湿ケアを怠らない

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乾燥による皮脂の過剰分泌を防ぐためにも、しっかりとした保湿ケアが不可欠です。特にインナードライ肌の場合、表面はテカリがちでも実は肌内部は乾燥しているため、化粧水や乳液で水分と油分の両方を与えつつ、うるおいバランスを保つ保湿ケアを行うことが重要になります。

保湿ケアしたばかりの肌はテカテカしてみえますが、時間が経てば肌になじんでいきます。むしろ十分に保湿できていないと皮脂が過剰に分泌されて、よりテカリが増してしまうため、化粧水や美容液で肌にしっかりと水分を与えたあと、乳液やクリームの油分でその水分を閉じ込め、肌の水分バランスを保ちましょう。

紫外線対策をしっかりと

保湿ケアだけでなく、紫外線対策も忘れてはいけません。

紫外線は肌を乾燥させるだけでなく、シミ・しわ・たるみなどの原因にもなります。外出する際には、日焼け止めをしっかりと使用し、帽子や日傘を活用して紫外線対策を徹底しましょう。

特に初夏〜夏にかけての紫外線が最も強い時期には、SPFやPAの数値が高い日焼け止めを選びましょう。紫外線対策は季節を問わず、一年中行うことが大切です。室内にいる日や曇りの日でも、気を抜かずしっかり対策してくださいね。

朝洗顔はきちんと洗顔料を使う

朝の洗顔は「ぬるま湯だけにしている」という方も多いですが、実は朝の肌は、前日の夜に使ったスキンケアの油分にチリやホコリなどの汚れが付着していて、意外と汚れています。ぬるま湯だけでは油分の汚れがきちんと落ちないため、そのままメイクをして外出してしまうと油分汚れが酸化して肌トラブルを起こし、結果的に皮脂の過剰分泌にも繋がりかねません。

毎日朝には洗顔料又は朝に使えるクレンジングミルクなどを使用し、きちんと汚れをリセットしてあげましょう。

皮脂を抑えるための生活習慣・食生活の注意点

皮脂を抑えるためには、生活習慣や食生活にも注意が必要です。
皮脂をコントロールするために意識したいポイントを4つ紹介します。

新鮮な野菜や果物を積極的に摂る

新鮮な野菜や果物には、ビタミンやミネラルがたっぷり含まれているため、肌の健康を保つことができ、皮脂の分泌量をコントロールすることにも繋がります。特に、ビタミンCやビタミンEが豊富な食品は、抗酸化作用で肌の老化を防ぎつつ、皮脂の分泌を抑える効果も期待できます。

また、食物繊維が多く含まれている食材を摂ることで、腸内環境も整い、肌トラブルの予防にもつながります。食事のバランスも考えつつ、積極的に摂り入れていきましょう!

揚げ物やスナック菓子に注意

脂っこい食べ物やお菓子などは、皮脂の分泌量を増やす原因となります。特に揚げ物や油分の多いお肉、スナック菓子の食べ過ぎには注意が必要です。

しかし、脂質も大切な栄養素のひとつなので、全く摂らないというのはおすすめできません。魚やナッツ類などの体に良い脂質や、オリーブオイル、MCTオイルなどの良質な油を摂るように心がけてみましょう。

良質な睡眠をとる

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質の良い睡眠はホルモンバランスを整える助けとなります。規則正しい睡眠習慣を保つことで、肌のターンオーバーが正常に行われ、健康的な肌を維持することができるでしょう。

日付が変わる前に眠りにつき、7時間程度しっかり眠ることで成長ホルモンが分泌され、肌の新陳代謝をうながします。
また、枕カバーやシーツを清潔な状態に保つことも大切です。快適な睡眠環境を整えて、毎日ぐっすり眠れるように工夫してみましょう。

ストレスを溜めない

仕事や家庭、忙しい毎日はストレスが溜まりやすいですが、ストレスが溜まってしまうと皮脂分泌の量が増え、肌トラブルも起きやすくなります。美容のためだけでなく、健康のためにも、できるだけストレスを溜めないようにすることが重要です。

趣味の時間やリフレッシュの時間を大切にし、心身ともに健康な状態を維持するよう意識してみましょう。定期的な運動や、深呼吸、瞑想などのリラックス方法も効果的です。

日中テカらせないためのメイク方法はある?

それでは、おすすめのアイテムを使ったテカリを防止するベースメイクステップをご紹介します。

1.化粧崩れ防止用の下地を念入りに仕込む
化粧崩れを徹底的に防止するためには、化粧崩れ防止専用のアイテムをファンデーションの前に仕込みましょう。
2.部分用ファンデーション又はコンシーラーなどで、肌悩みが気になる部分だけをカバーする

目の下のクマや、シミ、ニキビ、肌の色ムラなどが気になる場合は、ファンデーションで顔全体を覆い隠さずに、部分用のファンデーションやコンシーラーなどを使って肌悩みをピンポイントでカバーしましょう。

3.パウダーを重ねて肌の表面をサラサラに!

メイクの仕上げには、必ずパウダーを重ねてベースメイクをコーティングすることが大切です。
今回は、よりサラサラに仕上がる固形のフェイスパウダーを使用します。

仕上がりビフォーアフター
Before
After

以上のステップでメイクをした画像がこちら。
テカリが抑えられ、サラサラな肌に仕上がりました。肌になめらかに密着しているので粉浮きせず、するんとしたスムースな肌印象に!

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是非一度、ナチュラグラッセの「スキンケアメイク」をお試しください!

毛穴・テカリ補正部分用下地

¥3,960(税込)

特にテカリやすいTゾーンや頬などに仕込んでテカリを防止する、スティックタイプの色が付かない部分用下地。
毛穴の凹凸もフラットにし、なめらかな質感の肌に!
3〜5mm程繰り出したら、直接肌にスルスルと気になる部分に塗り、指で馴染ませます。

化粧くずれ防止下地

¥3,080(税込)

長時間サラサラな肌をキープする化粧くずれ防止下地。みずみずしいうるおいも与えながら、テカリを防いで軽やかで快適な肌をキープします。
顔の内側から外側に向かって伸び広げ、最後に手の平でハンドプレスするように肌に密着させるのがおすすめです。

部分用ファンデーション

全3色 ¥2,640(税込)

目周りのお悩みなどをナチュラルにカバーする部分用ファンデーション。クマが気になる方や、部分的に肌悩みをカバーしたいときに便利なアイテムです。
少量を肌にのせたら、指でやさしく滑らせるように馴染ませます。

ウォータリーファンデーション

全2色 ¥4,180(税込)

みずみずしく軽やかにフィットする、サラッとしたウォータリー処方のファンデーション。
汗や皮脂による化粧崩れを防ぎ、肌のキメを整えてうるおいをキープします。自然なツヤのある仕上がりです。
みずみずしいテクスチャーのため、パフではなく指を使って塗るのがおすすめです。

プレストパウダー

全2色 ¥4,290(税込)

さらりとした付け心地でつるんとしたなめらかな肌にしあげる固形タイプのフェイスパウダー。Tゾーンなどのテカリを抑え、化粧崩れを防ぎます。
パフにパウダーをとったら、肌にやさしくトントンとあてるようにして塗布します。

まとめ

顔のテカリやニキビの原因となる皮脂を抑えるためには、適切なスキンケアや生活習慣の改善が不可欠です。

自分の肌質に合ったケアを取り入れ、健やかで美しい肌を保っていきましょう!

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監修者

ネイチャーズウェイ
研究開発本部 製品開発チーム

おおえ

自然化粧品の考え方に共感し、自分もその一端を担いたいという思いからネイチャーズウェイに入社。入社以来処方開発業務に従事し、スキンケア・メイクアップ・ヘアケア製品と幅広く商品開発を担当している。

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