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ブルーライトとは?
実はブルーライトは、太陽光に含まれる自然の光のひとつです。
私たちの生活の必需品であるスマートフォンやパソコン、テレビやLEDライトなどの電子機器からも発せられる光のため、現代では昔よりも近距離で長時間ブルーライトを浴びるようになり、ブルーライトによる身体への影響が注目されています。
ブルーライトは、人間の目で見える光「可視光線」の中で最も波長が短く、エネルギーが強いという特徴を持ちます。波長が短ければ短いほどエネルギーが強いため、ブルーライトは紫外線の次に刺激が強い光だということが分かります。
ブルーライトはまったく浴びないほうがいいの?
答えは「いいえ」です。
紫外線をある程度浴びると、食事だけでは満足に得られないビタミンDを体の中で合成するというメリットがあるように、ブルーライトも実は私たちの健康維持のためには欠かせない光です。
ブルーライトのような高エネルギーの可視光線は、ある程度浴びることで集中力を高めたり、体を目覚めさせて活動的にしてくれるメリットがあります。
現代人はブルーライトを浴びる量や時間が増えたため、正しく理解し、正しくケアすることで、自分の身体や肌を守ってあげましょう。
ブルーライトが肌に与える影響とは?
紫外線にはUV‐A波・UV-B波があり、それぞれ異なる特性を持つことは良く知られています。ブルーライトはそのUV‐A波・UV‐B波の両方にとても近い性質を持つため、過剰に浴びると主に2つの影響を肌に与えます。
1.肌のたるみ・シワの原因に
ブルーライトはUV-A波と同じく、肌の奥深く(真皮層)まで到達する性質を持ちます。真皮層に健康な肌を保つ源となる「線維芽細胞」という細胞があり、ブルーライトが到達してこの細胞がダメージを受けることによって肌にたるみやシワが現れます。
「線維芽細胞」って何?
「線維芽細胞」とは、肌のハリや弾力の元となるコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸を作る役割を担っています。この細胞が元気に働いていることで若々しい健やかな肌を保ってくれますが、正常に機能しなくなると肌からハリや弾力がだんだんと失われ、たるみ・シワなどの肌の老化に繋がってしまいます。
2.スマホで日焼け
このようにブルーライトは紫外線と近い性質を持つため、私たちの肌は日の光が降り注ぐ日中や外出時だけではなく、屋内や日が沈んだ夜も光老化の原因・リスクにさらされているというわけです。
今すぐ始めよう!ブルーライトから肌を守る方法
1.スマートフォンの明るさを抑える
今、見ている画面の明るさは適切ですか?ディスプレイが明るいほど見えやすくはなりますが、ブルーライトの影響を大きくしてしまいます。「ブルーライト対策を始めたい!」という皆さんは、まず明るさを抑えることでブルーライトを浴びる量を減らしましょう。
2.長時間の電子機器の使用を控える
仕事やゲームに夢中になっていると、「気づいたらこんなに時間が経っていた!」なんて経験をしたことはありませんか?一度に長時間ブルーライトを浴び続けることは、ダメージの蓄積に繋がります。
目安としては、厚生労働省のガイドラインで推奨されている電子機器を1時間使用したら、15分間程度の休憩をとることを心がけましょう。
2.ブルーライトカット効果のあるベースメイクを使う
肌のブルーライト対策には、紫外線対策のようにブルーライトカット効果のあるベースメイクを使うことがおすすめです。
ナチュラグラッセのベースメイクアイテムのほとんどは、マリーゴールドから抽出される自然由来の「ルテイン」を使用しています。マリーゴールドの黄色の色素成分は青色の補色にあたるため、ブルーライトを吸収すると言われています。
ブルーライトと上手に付き合おう!
スマートフォンやパソコンから発するブルーライトは、現代人には切っても切れない存在です。
「ブルーライトは怖い!危ない!」と怯える必要はありません。ブルーライトのことを正しく知ってケアすることで、メリットにもなる大切な光のひとつということを覚えておきましょう。
日常にブルーライトカット効果のあるベースメイクを取り入れながら、健やかで美しい素肌を守ってあげてくださいね。
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ネイチャーズウェイ
研究開発本部 製品開発チーム
おおえ
自然化粧品の考え方に共感し、自分もその一端を担いたいという思いからネイチャーズウェイに入社。入社以来処方開発業務に従事し、スキンケア・メイクアップ・ヘアケア製品と幅広く商品開発を担当している。