【日焼け対策】正しい予防法とうっかり日焼けのアフターケア

紫外線

春からどんどん強くなる紫外線。
肌の老化は、約80%が紫外線のダメージによるものだと言われており、日焼けをすると、顔のシミやたるみを引き起こしてしまうことがあります。
正しい日焼けの予防法を身に着けて、強い日差しにも負けない健やかな肌を保ちましょう!
うっかり日焼けしてしまった後のアフターケアの方法や、日焼け対策におすすめの食べ物もご紹介します。

TOPICS

part.1「うっかり日焼け」の落とし穴

日焼け止めは塗り直しが必須

日焼け止めは、肌に塗ってから時間とともに紫外線カット効果が低下していくので、塗り直すことが重要です。わかってはいても、中々塗り直せていない方が多いのではないでしょうか。これがうっかり日焼けの主な原因です。基本的には2~3時間おきの塗り直しが推奨されていますが、汗や皮脂の分泌が増える春~夏の時期は、汗をかいたらこまめに塗り直しておくのがおすすめです。また、長時間肌に塗る日焼け止めだからこそ、去年使っていたものなど開封してから時間が経って古くなった日焼け止めは肌トラブルの原因にもなるので、古いものは使用しないようにしましょう。

マスクで紫外線は防げない

マスクで覆われていれば安心!と思われがちですが、実はマスク越しに日焼けしてしまう可能性は十分にあります。特に白などの明るい色のマスクは光をあまり吸収しないため、紫外線を透過しやすいと言われています。マスクをつける場合でも、肌全体に日焼け止めを塗っておくことをおすすめします。

屋内にも紫外線は入り込む

肌に影響を及ぼす紫外線には「UV-A」と「UV-B」の2種類がありますが、「UV-A」は窓やカーテンも通り抜けて屋内にも入り込んできてしまいます。日当たりの良い窓側では、しっかり紫外線対策をしておくのがおすすめです。また、紫外線だけでなくブルーライトも肌に影響があるといわれています。ブルーライトは、スマートフォンやPCなどからも発される光線なので、直接日の当たらない屋内でも注意が必要です。

春~夏の時期は、夕方になっても安心できない

一日の中で紫外線が最も強い時間帯は午前10時~午後14時とされていますが、だからといって「夕方だから日焼けしない」というわけではありません。特に春夏の紫外線量が多い時期の夕方は、冬の昼間と同じくらいの量の紫外線が降り注いでいます。グラフの通り、7月の16時~18時頃の紫外線量は、12月の12時~15時頃の紫外線量とほぼ変わりません。夕方になると気温が下がり気が緩んでしまいがちですが、過ごしやすくなる夕方も油断大敵です。たとえ紫外線が弱くなってきてもじわじわとダメージを蓄積してしまうので、春~夏の時期は夕方になっても油断せず、日焼け止めをしっかり塗っておきましょう。

part.2 正しい日焼けの予防法

“ 日焼け予防 ”というと、まず皆さんは何が思い浮かびますか?日傘やサングラス、アームカバーなど、様々なUVカットグッズがありますが、一番は“ 日焼け止め ”ではないでしょうか。まずは正しい日焼け止めの選び方と塗り方をしっかりとおさえておきましょう。

1.シーン別「SPF値」と「PA値」の選び方

◆非常に強い紫外線を長時間浴びる場合や、紫外線に特に過敏な方

SPF値「50+」/PA値「++++」
(2021年時点、日本最大値)

◆炎天下での長時間の活動やレジャー、スポーツなど

SPF値「30~50+」/ PA値「++~++++」

◆数時間の屋外での活動、軽いスポーツなど

SPF値「20~30」/ PA値「++以上」
◆短時間の外出や、窓のある屋内での日常生活
SPF値「10前後」/ PA値「+」
数値はあくまでも目安なので、数値が高い日焼け止めを塗ったからといって塗り直さなくていいわけではありません。シーンごとの基準をもとにアイテムを選び、塗り直しを徹底しながら日焼けをしっかり予防しましょう。

【下地やファンデーションに紫外線カット効果がある場合は?】

紫外線カットの効果は重ねても倍増するわけではなく、肌に塗ったアイテムの中で一番高い数値の効果が目安となります。そのため、下地やファンデーションに紫外線カット効果が十分にあれば日焼け止めを塗る必要はありませんが、外出するシーンのSPF値とPA値の基準が足りない場合は、そのシーンに合った数値の日焼け止めを最初に塗っておくのがおすすめです。

2.日焼け止めの塗り方

―Step1
商品に記載された適量を手に取り、まずは両頬に中央から外側に向かって広げていく。

【Point!】
商品によっては「使用前によく振ってからご使用ください」と明記されているものがあります。よく振ることで、紫外線カットを担ってくれている成分を肌に満遍なく塗り広げられるようにしましょう。

―Step2
額にのせ、左右にワイパーのように広げ、鼻筋にも馴染ませる。

―Step3
目周り、小鼻、口周り、髪の生え際など、細かい部分に馴染ませていく。

―Step4
首にも下から上に向かって塗る。
(髪の短い方、髪をアップにする方は、うなじや耳も忘れずに!)

―Step5
手のひら全体で包み込むようにハンドプレスをして完了。

手のひらと指を使って、顔のパーツごとにムラなく塗り広げるのがポイントです。塗る量が少なすぎると紫外線カット効果が発揮しきれず、逆に多すぎると化粧崩れの原因になります。適量を守って丁寧に塗っていきましょう。日に当たる面積の広い額や頬、顔の中でも高さのある鼻筋には重ね塗りをしておくのがおすすめです。
また、肌の上で常に紫外線カット効果を発揮させることが重要なので、フェイスパウダーなどを併用し、崩れにくいベースメイク作りを心掛けましょう。

3.日焼け止めの塗り直し方

―Step1
ティッシュでやさしく汗や余分な皮脂をオフ。

―Step2
ミスト化粧水などでうるおいチャージ。

―Step3
日焼け止め or 紫外線カット効果があるベースメイクアイテムを顔全体に塗る。

―Step4
フェイスパウダーで仕上げて完了。

余裕がある時はこの工程がベストですが、外出先でこのステップを2~3時間おきに行うのは難しい場合もあります。ゆっくり化粧直しをする時間がないときは、紫外線カット効果があるフェイスパウダーをこまめに塗り直しておきましょう。汗ばむ季節の肌をサラサラに保つこともできて一石二鳥!

part.3 それでも日焼けしてしまったら…

~アフターケアの方法~

―Step1
冷やしたタオルを肌にあててクールダウン。

―Step2
化粧水を手のひらでやさしくたっぷりつける。

―Step3
乳液やクリームなどの保湿アイテムでしっかりフタをする。

日焼け後の肌は 軽いやけどに似た状態。まずは熱を持った肌を 素早くクールダウンさせることが重要です。氷水に浸したタオルか、氷や保冷剤をタオルで包んで、やさしく肌にあてながら鎮静させましょう。

肌の火照りが落ち着いたら、いつもよりも丁寧にスキンケアを行い、たっぷりと保水・保湿をしてください。日焼けをした肌は特に乾燥しやすくなるので、高保湿タイプの化粧水やジェル状の美容液などを重ね付けしてから、乳液やクリームでしっかり保湿するのがおすすめです。

洗顔の際は、洗顔フォームをよく泡立て、摩擦にならないよう気を付けながら肌の上でやさしく泡を転がすイメージで洗いましょう。ひりつきなどの症状がなくても、紫外線を浴びた日は肌がデリケートな状態になっているので、念入りにスキンケアをしてくださいね。

part.4 日焼け対策におすすめの食べ物

特に日焼け対策におすすめの栄養素は、ビタミンA・ビタミンC・ビタミンEと、食べる日焼け止めとも言われているリコピン、抗酸化作用が高いアスタキサンチンポリフェノールです。
これらの栄養素が含まれる、日焼け対策におすすめの食材はこちら▼

〈野菜〉
トマト/人参/ピーマン/サツマイモ/ブロッコリー/南瓜

〈果物〉
ブルーベリー/アサイー/イチゴ/スイカ

〈その他〉
鮭/いくら/エビ/生姜/緑茶/ココナッツオイル

旬に合わせて、積極的に摂り入れていきましょう!

part.5 日焼け対策を楽しもう!

日焼け止めはメイクの一環。毎日塗るものだからこそ、自分好みの仕上がりやテクスチャーの日焼け止めをいくつか見つけてその日の気分で使い分けたり、自分流のベースメイクの組み合わせを探究してみたりと、日焼け対策もメイクとして楽しんでみてください。

肌の露出が増えてくる季節は、ボディの日焼け対策も忘れずに。日傘や帽子などもファッションに合わせてコーディネートしながら楽しんでみるのもいいですね!

紫外線と上手に向き合いながら、日焼けをしっかり予防して、未来の肌を守っていきましょう!

監修者

ネイチャーズウェイ
研究開発本部 製品開発チーム

おおえ

自然化粧品の考え方に共感し、自分もその一端を担いたいという思いからネイチャーズウェイに入社。入社以来処方開発業務に従事し、スキンケア・メイクアップ・ヘアケア製品と幅広く商品開発を担当している。

SHARE:

コンテンツを探す

商品を探す

商品合計¥5,500以上で送料無料

平日午後14時までのご注文で当日出荷

RECOMMEND

お問い合わせはこちら

TOPへ