今回はストレスや疲れの原因とケア方法についてご紹介します。 知らないうちに溜まってしまっているストレスのケア方法を見つけて、快適に過ごしませんか? 季節や環境の変わり目にストレスや疲れを感じやすい方は、ぜひ読んでみてください。
TOPICS
ストレスで体が疲れるのはなぜ?
知らず知らずのうちに抱えてしまっている「ストレス」。「ストレス」とは、心や体へ外部からの負荷がかかり、その負荷がかかった状況に適応しようとして、心や体に生じてしまう歪みや反応のことを言います。
ストレスは心と体に大きく関係しています。ストレスが溜まると私たちの身体を守っている細胞の働きが弱くなります。すると、免疫力が下がり、ホルモンバランスが崩れて「疲れ」を感じるようになるのです。この疲れが続くと、食欲不振や頭痛、めまい、吐き気、動悸・息切れ、腹痛、下痢、腰痛、肩こり、手足のしびれなどの症状として現れることもあります。
このストレスによる疲れを和らげるためには、自分が感じているストレスの原因を知り、セルフケア方法を見つけることが大切です。
ストレスの原因と種類
ストレスの原因には様々なものがあるため、その原因によってストレスのタイプが異なります。
タイプ1:精神的ストレス
精神的ストレスとは、職場や家庭、友人などの人間関係によるストレスです。
仕事によるプレッシャーや業務の忙しさ、対人関係のトラブルなどはもちろん、私生活でも引っ越しや結婚、出産など生活環境・ライフスタイルの変化も原因になることがあります。
タイプ2:身体的ストレス
身体的ストレスとは過度な運動や長時間労働、睡眠不足によるストレスです。
体力をつけようとして、疲労回復が追いつかないほどの激しい運動をおこなったり、膨大な業務量により長時間労働が継続することで、休息や睡眠がとれないことが原因となります。
「楽しくてつい夜中に動画やSNSを見続けて夜更かししてしまう」という方も、身体にとってはストレス・疲労となっていくのでほどほどに…。
タイプ3:生物学的ストレス
生物学的ストレスとは、細菌やウイルス、風邪などによる不安やストレスです。
ウイルスの感染拡大により日々の生活に不安や我慢、ストレスなどが蓄積することが原因です。
タイプ4:物理学的ストレス
物理学的ストレスとは、気温や湿度、騒音など自分自身を取り巻く外的環境によるストレスです。自宅やオフィス環境、周囲の交通機関による騒音などが原因になります。
ストレスが限界に達した時の症状
ストレスは溜まれば溜まるほど、「疲れ」を含む身体の症状は辛くなっていきます。自分で気づく変化として、
・疲れているのに眠れない
・自分の好きなことが楽しめていない
この2点に当てはまり、症状が1週間ほど続いている場合は、近くの医療機関に相談するようにしましょう。
心が楽になる!ストレスケア方法
良質な睡眠
ストレスケアには脳と身体の休息時間が大切です。
良質な睡眠のためには就寝時間の2時間前からは携帯やPCを使わずに、くつろぎタイムを楽しんでみてください。電子機器から発生するブルーライトを含む明るい光は、脳が「昼間」と判断して覚醒状態となり睡眠を阻害してしまうことがあります。さらには、睡眠の前にカフェインを摂取すると、興奮作用でなかなか寝付けなくなってしまいます。
アロマテラピーで香りを楽しんだり、読書をしながらくつろいだり、身体が眠る準備を整えやすい状態にしましょう。
バランスのとれた食事
心と体の健康のためには3食バランスのとれた食事も重要です。
炭水化物やタンパク質、ビタミンなどをバランスよく摂取することで、朝の目覚めや日中の活動にも違いを感じられるようになるでしょう。 また、ストレスが溜まりイライラ状態になっている時はカルシウムが不足している可能があります。納豆などの大豆製品やチーズ、小魚などを取り入れてみるのがおすすめです。
さらには、ストレスが蓄積されるとホルモンバランスが崩れ、疲れやすくなったり肌が荒れたりと体にSOSのサインが出てきます。 肉類や魚介類、大豆製品などのタンパク質を摂取するのもおすすめです。 ストレスを溜めないためには、なによりも美味しいと感じられるものをリラックスしながら食べることが大切です。
軽い運動
軽い運動で体を動かしたり、体温を上げることもストレスケアにはおすすめです。
運動が苦手な方は、外に出て散歩をするだけでもリラックス効果があると言われています。 運動により体が温まると副交感神経が働き、ストレスが軽くなることがあります。 急に激しい運動をしてしまうと、かえって疲労が蓄積していまいます。
自分自身で「気持ちいい!」と感じるペースで軽い運動をしてみましょう。 心地いいと感じるストレッチや散歩、マッサージなどから始めてみるのはいかがでしょうか?
自分を大切にする時間
ストレスフルな状態になると、心も体も疲れてしまいます。
ストレスが蓄積されると肌にも変化が生じます。皮脂の過剰分泌や肌荒れ、くすみに繋がることもあります。 毎日のお風呂あがりや朝のスキンケアで、自分と向き合いながらリラックスタイムをすごしてみるのはいかがでしょうか?
ストレスで疲れている時や安らぎを感じたい時にはラベンダーの香り、イライラや怒りの感情を落ち着かせ穏やかな気持ちへ切り替えたい時はゆずの香りのアイテムがおすすめです。 自分のお気に入りの香りをスキンケアアイテムに取り入れることで、日々のスキンケアタイムを「自分を大切にする時間」に変え、心と身体の休息時間を確保しましょう。
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ネイチャーズウェイ
研究開発本部 製品開発チーム
きのした
OEM化粧品会社でスキンケアの商品開発を経てネイチャーズウェイに入社。入社後は肌本来の力を活かすオーガニックコスメの企画・開発に携わり、現在はエステサロン専売品であるBIOLAB(バイオラブ)の研究開発を担当。