年齢を重ねてから、ベージュやブラウンなど、落ち着いたカラーのアイシャドウを選ぶことが多くなったと感じる方も多いはず。
一見、「フェミニンすぎるかな…」と思ってしまうピンクカラーは、実は大人の女性にこそぜひ取り入れていただきたいカラーなんです。今回は、そんなピンクメイクのメリットや「大人可愛い」を作るピンクメイクのやり方をご紹介していきます。
ピンクメイクの魅力・メリットとは?
ピンクメイクは「可愛い」や「フェミニン」といったイメージがありますが、大人の女性にこそ取り入れてほしいメイク。肌なじみの良いピンクカラーを選んだり、他のカラーと組み合わせることによって、さりげない可愛さをプラスした大人の女性に仕上げることができるんです。
そんな「大人可愛い」を作るピンクメイクには嬉しいメリットがあります。
やわらかく女性らしい印象に
やわらかくてやさしい印象のあるピンクカラーは、メイクに取り入れることで女性らしさをぐんとアップさせてくれます。
ただし、明るいピンクカラーをまぶた全体に広くのせてしまうと、幼い印象に見えてしまうため注意しましょう。「大人可愛いメイク」に仕上げたい場合は、ピンクカラーをポイント使いするか、肌なじみの良いコーラルピンクやローズピンクなどを選ぶのがおすすめです。
くすみが気になる肌を明るく見せる
ピンクは肌の血色を良く見せてくれるカラーでもあります。チークをのせると血色感がアップするように、まぶたにのせると顔全体を明るい印象に見せてくれます。
とくに、年齢を重ねて肌のくすみが気になる方におすすめのカラーです。
ピンクメイクでやりがちな失敗例
ピンクメイクでありがちな失敗例は主に3つ。
この3つに気を付けながらメイクを仕上げると、自然で垢ぬけた印象になります。
ピンクを広範囲に塗りすぎている
ピンクは膨張色のため、まぶたに広範囲に塗りすぎてしまうと、まぶたの膨らみを強調させてしまい、腫れぼったく見えてしまいます。
アイホール全体にべったりと塗るのではなく、まぶたの陰影を意識してグラデーションになるように塗るか、二重幅や目のキワなど、ポイントでピンクを差し込む塗り方がおすすめです。
締め色のブラウンが濃すぎる
アイシャドウの締め色にブラウンを使う方も多いでしょう。しかしピンクメイクでは、ブラウンを目のキワに濃く入れすぎる or 太く入れすぎてしまうと、せっかくの華やかなピンクメイクが、重たい印象になってしまいます。
眉の色とバランスが合っていない
目元はピンクで華やかな色合いなのに、眉毛の色が濃すぎたり、色合いのバランスが合っていなかったりすると、メイク全体が残念な仕上がりになってしまいます。
同じアイブロウを使い続けている方は、眉色の濃淡に気を付け、アイシャドウのカラーをブレンドするなどして、アイメイクとの組み合わせにも気をつけてみましょう。
《パーソナルカラー別》似合うピンクの選び方&おすすめアイテム
同じピンクでも、種類によって様々な印象を与えます。ここからは、4つのパーソナルカラー別に、特に似合うピンクの種類をおすすめのアイテムとともにご紹介します!
イエベ春に似合うピンクの選び方&おすすめアイテム
イエベ春さんに似合いやすいのは、鮮やかでトーンが明るいフレッシュなピンクや、温かみのある黄みよりのピンクカラーです。
主に、「コーラルピンク」「サーモンピンク「ピーチピンク」「パステルピンク」など。
クリアタイプのピンクカラーもよく似合います。
アイシャドウでは、パールが華やかに配合されたパールピンクなどもおすすめです。
イエベ春におすすめのアイテム
ブルべ夏に似合うピンクの選び方&おすすめアイテム
ブルベ夏さんに似合いやすいのは、淡く穏やかな色合いのピンクや、明るめのスモーキーなくすみ系ピンクなど、ソフトで爽やかさのあるピンクカラーです。
主に、「ペールピンク」「スモーキーピンク」「ベビーピンク」「パウダーピンク」「ラベンダーピンク」「ローズピンク」など。
全体的に発色が淡く儚い色合いや、青みを感じさせるピンクがよく似合います。
ブルべ夏におすすめのアイテム
イエベ秋に似合うピンクの選び方&おすすめアイテム
イエベ秋さんに似合いやすいのは、温かみのある深い色合いのピンクや、くすみ感のある暗めのピンクなど、まさに秋のシーズンにぴったりなこっくりとした色合いのピンク。
主に、「アプリコットピンク」「オレンジピンク」「フラミンゴピンク」など、オレンジに近いピンクです。
全体的に黄みがかった、落ち着いた雰囲気のピンクカラーがよく似合います。メイクでは、深みのあるブラウンやカーキなどと合わせて使うとより肌になじみやすくなります。
イエベ秋におすすめのアイテム
ブルべ冬に似合うピンクの選び方&おすすめアイテム
ブルベ冬さんに似合いやすいのは、クールでシャープな青み系ピンクや、鮮やかでビビットなピンク、クリアなアイシーピンクなどです。
主に、「ショッキングピンク」「マゼンタピンク」「フューシャピンク」「モーヴピンク」「アイシーピンク」など。
特に発色がはっきりとした鮮やかなピンクが得意ですが、青みよりであれば涼しげな淡いピンクも似合います。
ブルべ冬におすすめのアイテム
大人可愛いピンクメイクのやり方
今回は、ナチュラグラッセのアイカラー「カラーアイズ」を使った、大人の女性にぴったりなメイクをご紹介していきます。
アイカラーを素敵に見せるベースメイク
ピンクカラーをより綺麗に発色させるために、ベースメイクも血色感のあるピンク系のカラーを仕込むのがおすすめです。くすみが気になる肌をベースメイクで整えておくことで、上から重ねるアイカラーをより素敵に見せてくれます。
おすすめアイテム
自然な血色感をプラスし、柔らかい印象の肌に仕上げるCCクリーム。1本で「化粧下地・ライトファンデーション・保湿美容液・日焼け止め・ブルーライトカット*」の5つの機能を持つメイクアップ クリームに、カラー補正機能がプラスされたオールインワンのベースメイクアイテムです。
* 第三者機関実施試験結果より
今回使用するアイシャドウ
¥4,290(税込)
肌なじみの良いピンクと、ゴールド、ブラウンの組み合わせで、透明感*のあるやさしい目もとに仕上がるアイパレット。繊細なパール感で、まばたきする度に上品にきらめきます。「大人可愛い」を演出するピンクメイクにぴったり。
* メイクアップ効果による
【A】まぶたをぱっと明るくしてくれるプラチナピンク
【B】腫れぼったく見えず、肌馴染みの良いジュエルローズ
【C】自然に陰影をつけてくれるコッパーゴールド
【D】ピンクを大人っぽく引き立てるダークブラウン
Step1.最初にアイホールにブラウンorベージュを薄く仕込む
始めにアイホールに影色を薄く仕込んでおくことで、腫れぼったくなるのを防ぎます。
Step2.ピンクカラーを二重幅にのせる。
Step3.下まぶたにパールカラーをのせる。
下まぶたはピンクベースではないパールカラーをのせるのがポイント。腫れぼったくならずにうるっとしたパッチリ目を作ります。
Step4.締め色は目尻側にポイントで入れる
ブラウンの締め色は、目尻側のみのポイントでのせます。ナチュラルに目元が引き締まるので、アイライナーを使用しなくても目をくっきりとみせてくれます。
Step5.まぶたの中央にハイライトパールを飾る
アイシャドウのハイライトカラーを最後にまぶた上下の中央にのせることで、より立体的な目元に。ここではパールの粒が大きいタイプがおすすめです。
アイカラーに合わせたリップ&チーク選び
大人女性のピンクメイクには、リップもチークも落ち着いたトーンを選ぶのがおすすめです。
アイシャドウのピンクを引き立たせるために控えめにのせ、ほんのり血色感を引き出す程度にしましょう。
また、リップとチークに同じカラーを使用すると、よりメイクに統一感が生まれ、バランスの良い仕上がりに。
おすすめアイテム
大人ピンクメイクの仕上がり
洗礼されたブラウン味のあるゴールドの上にピンクを重ねることで、大人ピンクカラーが完成。下瞼はコッパ―ゴールドのみにして上品さを演出。さらに、パールが贅沢に配合されたハイライトカラーを、ダイヤモンドを一粒のせるように目の下にチョンとのせることで、うるうるとした目もとに。凛とした大人の女性らしさに、可愛らしさが垣間見える大人ピンクメイクの完成です。
(お好みでマスカラをつけてくださいね。)
ピンクメイクのお悩み解消テク
ピンクメイクでありがちなお悩みに合わせた、解決テクニックをご紹介します。
「ぼんやりして目が小さく見える…」
⇒隠しアイラインを引いてパッチリ目に!
ピンクメイクをするとどうしても目がぼやけた印象になってしっくりこないという方は、まつ毛の隙間を埋めるように描く「隠しアイライン」を仕込んでみましょう。
アイラインをしっかり引かなくても、これだけで自然と目の輪郭がくっきりと見えます。
「挑戦してみたけどなんか似合わない…」
⇒目尻or目頭のポイント使いをしてみよう!
ピンクのアイシャドウを買ってみたけど、やっぱり「似合わない…」「しっくりこない…」と、使わなくなってしまうのは勿体ないですよね。
そんなときは、ピンクをメインで使用せず、目尻や目頭のポイント使いを試してみましょう。
他のアイシャドウとの色の組み合わせをいろいろ楽しめる使い方なので、メイクのバリエーションが増えて、きっと色選びが楽しくなるはずです!
ネイチャーズウェイ
コンテンツ担当
あやた